# ノノノノ

## 基本情報

- 著者: 岡本倫
- 連載: 週刊ヤングジャンプ
- ジャンル: 青年漫画、スポーツ漫画、スキージャンプ、男装
- 評価: 7.8/10
- 最終更新日: 2026年07月11日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/64bfac6f-eb3e-47ed-a86a-baae5027c2ab

## あらすじ

まだオリンピックに女子スキージャンプがなかった時代。天才ジャンパーだった父の夢を継ぎ、亡き双子の兄との約束を果たすため、少女ノノは自らを男と偽り、男子スキージャンプの世界へ殴り込む。女性アレルギーの天才や、奇行だらけの先輩に囲まれながら、彼女は過酷な練習と強豪校との戦いを潜り抜けていく。体格のハンデ、正体がばれる恐怖、大人たちの不正や買収、そして大怪我。次々と立ちふさがる困難に、それでも折れない一途さ。可愛らしい絵柄と残酷な展開が同居する、岡本倫の異色スポーツ譚。健気なヒロインがすべてを懸けて大空へ舞う、驚愕の大ジャンプ！

## この漫画を読むのに向いている人

- クセの強い個性派キャラ同士の掛け合いを、**スポーツものの熱さと一緒にたっぷり楽しみたい**人
- どんなに追い詰められても折れずに前を向く、**健気なヒロインを本気で応援したくなる**人
- 可愛らしい絵柄と容赦のない残酷な展開が同居する、**一筋縄ではいかない異色のスポーツ漫画**を読みたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 競技の技術や地道なトレーニングの描写を重んじ、**リアリティのある本格スポーツもの**を求める人
- 試合の合間に挟まるお色気やセクハラの描写があると、**純粋なスポーツ漫画として楽しめない**人
- 物語の終盤が急に駆け足になり、**伏線が回収されないままの結末**にもやもやが残ってしまう人

## 良い所

- スキージャンプの**楽しさと隣り合わせの恐怖**が、飛ぶたびに伝わってきた。今なら女子種目もあるから成立しない設定だけど、そんな時代背景も気にならないくらい引き込まれた良作。
- ダークな作品で知られる作者がスポーツものを描くと、**クセの強いキャラ同士の掛け合い**がこんなに楽しくなるのかと驚いた。可愛い絵柄と濃い面々のギャップをぜひ味わってほしい。
- 性別を偽ってまで頂点を目指す主人公の健気さに、いつのまにか本気で応援していた。周りの仲間もみんな個性が濃くていい奴ばかりで、彼らの**絡みのおかしさ**につい笑ってしまう。
- 不正をした選手が去り、もう終わったかと思った場面から一気に巻き返す流れがたまらない。次々と**記録を塗り替えていく熱さ**に、気づけば前のめりで読んでいた。
- どんなに汚されても純粋なままのヒロインを、ここまでひどい目に遭わせる作品はそうそうない。それでも読ませる力がすごくて、**登場人物全員がドラマをぶつけ合う団体戦**は胸が熱くなった。

## 悪い所

- 競技の性質上仕方ないのかもしれないけれど、試合の描き方が**どうしても似通ってワンパターン**に感じた。キャラの濃さと話の面白さで飽きはしないものの、その単調さはやはり物足りない。
- 終盤にかけて急にキャラが増え、それまでじっくり進んでいた話が一気に駆け足になった。**回収されないまま残った伏線**がいくつもあって、そこが心残り。
- 特殊な競技を扱うわりに、技術的な説明や地道な練習の過程がほとんど描かれない。**才能頼みで飛び続けている**ように見えて、競技もののリアリティには欠けると感じた。
- 賄賂や小細工で相手を潰そうとする展開や、過剰なお色気の描写が引っかかった。スポーツものとして楽しみたかった身には、**爽やかさを削ぐノイズ**が多すぎる気がする。
- 風や運に左右されるのはわかるけれど、気合と根性で飛距離があんなに変わるのは無理がある。**強引に押し切る展開**が続くと、さすがに首をかしげたくなった。
