# 島根の弁護士

## 基本情報

- 著者: あおきてつお、香川まさひと
- 連載: ビジネスジャンプ
- ジャンル: 青年漫画、ヒューマンドラマ、法律
- 評価: 7.5/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年09月12日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/68889a67-1b6b-4045-b143-37a84d9e50b4

## あらすじ

弁護士の数が全国でいちばん少ない島根県。小泉八雲に憧れてこの地を選んだ山崎水穂が、二十七人目の弁護士として第一歩を踏み出す。遺言状づくりのような身近な相談もあれば、人ひとりの人生を左右する訴訟もある。「罪を憎んで人を恨まず」を胸に、依頼人の気持ちへ真っ直ぐ向き合っていく。法律を頭から嫌うコンサルタントとぶつかり、死んだと聞かされていた母とも思いがけず再会する。やがて浮かび上がるのは、一家が離れ離れになるきっかけとなった製薬会社と病院のスキャンダル。事件を一つ片づけるたびに、水穂は少しずつ弁護士の顔になっていく。島根の地で汗を流す新米の奮闘記！

## この漫画を読むのに向いている人

- 法律知識の見せ合いより、**依頼人の気持ちを少しずつほぐしていく仕事ぶり**のほうに惹かれる人
- 一話ごとにきちんと決着がつく、**人情味の濃い読み切りのドラマ**を、肩の力を抜いて読みたい人
- 若くて志の高い主人公が、**目の前の仕事にまっすぐぶつかっていく姿**を見て、背筋を伸ばしたくなる人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 登場人物の物言いの強さが気になりやすく、**話より人物の性格のほうへ意識が向いてしまう**人
- きれいごとが苦手で、**登場人物のまっすぐすぎる正義感が、どうしても偽善に見えてしまう**人
- 読み進めるほど扱う題材が重くなるのはつらく、**最後まで軽い調子で読める法律もの**を探している人

## 良い所

- 仕事柄、弁護士と付き合いのある私でも、同じ専門職で思考回路がこうも違うのかと感じます。**弁護士は法と人をつなぐ役目だ**という漫画の考え方には、素直にうなずけました。こんな弁護士はいませんけど。
- 一話ごとの組み立てがうまく、登場人物の誰にも嫌味がありません。**話を中途半端に投げ出さず、最後まで人情で決着をつける**つくりなので、読んでいて気持ちがよかったです。人情ものが好きな人向け。
- 読むほどにハマりました。弁護士の腕前を見せつける話ではなく、**依頼人の心のなかへ入り込んでいく主人公の姿**が面白く、そこに納得できるから次の事件も読みたくなります。
- やる気のかたまりみたいな新人が、**こわばった依頼人の気持ちを少しずつ解きほぐしていく**。若くて志が高く、目の前の仕事に全力でぶつかる姿がとにかく清々しい。
- 新米弁護士のもとに日々持ち込まれる、裁判がらみのもめごと。法律ものだと身構えていた僕の予想は外れて、**思ったよりずっと人情寄りで心があたたまる話**でした。読み終わるころには肩の力が抜けています。

## 悪い所

- 話の骨組みは悪くないのに、**主人公をはじめ女性陣の言い分がいちいち鼻につく**。気が強いというより、単純に性格が悪く見えてしまう場面が多い。そこが最後まで引っかかる。
- 筋は通っているのだが、**正しさをまっすぐ信じきる理想主義が、ときどき偽善に見えてしまう**。きれいごとが苦手な人にはつらいかもしれない。そこだけは人を選ぶ作りだと思う。
- 毎回読み切りなので手に取りやすいのは確かです。ただ、読み終えるたびに**あと一歩なにかが足りない感じ**が残ります。何が足りないのか、自分でもうまく説明できません。
- 面白いことは面白いのですが、先へ進むほど**扱う事件がじわじわ重くなって、読むのに体力がいる**ようになってきます。僕の場合、まとめて読もうとすると途中で少し疲れてしまいました。
- **主人公が自分の感情をひたすら押しつけてくるだけ**に見えて、途中から白けてしまった。くだらない話だと感じたまま最後まで乗れず、読む価値を見いだせなかった。
