# ミワさんなりすます

## 基本情報

- 著者: 青木U平
- 連載: ビッグコミックオリジナル
- ジャンル: 芸能、ヒューマンドラマ、サスペンス
- 評価: 8.6/10
- 最終更新日: 2026年06月10日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/68aca46c-8713-40ed-8893-3d928c63738d

## あらすじ

映画を愛してやまないフリーター・久保田ミワは、憧れの国民的俳優・八海崇の家政婦と偶然間違えられ、そのまま「なりすまし」として働き始めてしまう。バレたら最後、しかし彼を間近で見守りたい。青木U平が描く、偽りの自分と本物の熱情の間で揺れ動く、スリルと悦楽のサスペンスフル・コメディ！

## この漫画を読むのに向いている人

- 推しのそばにいたい一心でつく嘘の揺れに共感できる人
- 正体がばれそうなひりつく空気を味わいたい人
- 知識が相手に届く瞬間の爽快さが好きな人

## この漫画を読むのに向いていない人

- ひりつく空気が強すぎて読んでいて疲れる人
- 心の中の語りが多くテンポが遅いと感じる人
- 嘘や偶然の重なりが気になる人

## 良い所

- 「推し」のそばにいたいがために、**人生最大の嘘をつき通そうとするミワさんの葛藤**が、痛いほど共感できて身悶えしました！ファンとしての純粋な敬意と、なりすましという罪悪感の板挟みに、読んでいて胃がキリキリします。
- 八海崇という俳優が放つ、**圧倒的なオーラと掴みどころのない魅力**に、ミワさんと同じように自分も完全にノックアウトされました。彼が時折見せる素の表情や優しさに、ページをめくる手が震えるほどの恍惚を感じます。
- 単なるコメディと思いきや、いつ正体がバレるか分からない**極限のサスペンス演出**に、全ページ心拍数が上がりっぱなしです。青木先生の描く、日常の中のふとした「違和感」が恐怖に変わる瞬間が本当に巧みで素晴らしい。
- ミワさんの**底知れない映画知識が、八海崇を驚かせ、通じ合っていく瞬間**の描写が最高にエモいです！オタクの偏愛が、本物のプロフェッショナルの心に届く過程には、何物にも代えがたいカタルシスがありました。
- 「本物」のさくらが登場してからの、**物語の加速と予測不能な展開**には度肝を抜かれました。誰も悪くないのに、嘘がさらに嘘を呼んで取り返しがつかなくなっていく泥沼感が、面白すぎて一気読み必至です。

## 悪い所

- 物語の緊張感があまりに高すぎて、**読んでいて本気で胃が痛くなるようなストレス**を感じることがありました。コメディとして笑いたい時に、ミワさんの自責の念が強すぎると、少し気持ちが沈んでしまうことも。
- ミワさんの**モノローグや内面描写が非常に多い**ため、ストーリーのテンポが少し遅く感じられる回がありました。もっとサクサクと八海崇との交流を見たい人には、少しじれったい構成かもしれません。
- なりすましを続けるための**嘘や偶然が少し重なりすぎている**ように感じる場面もあり、物語としてのリアリティに疑問を抱いてしまう瞬間が。映画的な演出だとは分かりますが、少しハラハラを通り越して無理がある気も。
- **ミワさんの自己肯定感の低さ**が、物語が進んでもなかなか改善されない点に、たまにイライラしてしまうことがありました。もっと自信を持って！と、彼女の背中を無理やり押したくなるようなもどかしさが。
- 物語が家政婦編から俳優編へと大きくシフトした際、**初期のあの閉鎖的で濃密な雰囲気**が少し薄れてしまった気がして、少し寂しかったです。より広い世界へ行くのは当然ですが、あの家でのスリルが一番好きでした。
