# カノジョは嘘を愛しすぎてる

## 基本情報

- 著者: 青木琴美
- 連載: Cheese!
- ジャンル: 音楽、恋愛、少女漫画
- 評価: 8.2/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年08月01日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/69c6d95c-ad96-4e26-b632-baba70da8c3e

## あらすじ

人気バンドの全楽曲を手がけながら、表舞台には立たない天才サウンドクリエイター・アキ。金勘定ばかりの音楽業界に嫌気がさしていた彼は、街で鼻歌を歌う女子高生・理子に気まぐれで声をかける。正体を隠し「ニート」と嘘をついたまま始まった恋。ところが理子もまた、人の心をつかんで離さない歌声を持っていた。恋人だったはずの二人は、やがて同じ音楽の世界で競い合う立場になっていく。相手の才能に嫉妬し、自分の値打ちを見失い、それでも音を鳴らすことをやめられない。誰もが不器用なまま、きらびやかな業界の裏側でもがき続ける。恋も音楽もどちらか選べない二人がラストステージでたどり着く、鳴りやまない答え！

## この漫画を読むのに向いている人

- 甘い恋愛だけを求めるのではなく、**音楽に人生を懸ける青春**として読める物語を探している人
- 才能への嫉妬や**自己肯定感のこじれ**まで踏み込んで描かれる、痛みのある人間ドラマが好きな人
- きらびやかな世界の裏にある生々しさまで含めて、大人が読んでも刺さる**重さのある少女漫画**を求める人

## この漫画を読むのに向いていない人

- すれ違いや**こじらせた感情のぶつかり合い**が延々と続く展開に、読んでいて疲れてしまいやすい人
- 登場人物がみな不器用で、**行動の理由がすぐには飲み込めない**話を読むのは苦手だという人
- 甘い恋の行方だけを楽しみたくて、**業界の腹黒い思惑**まで追いかけるのは気が重いという人

## 良い所

- 登場人物それぞれが抱えた**こじれた自己肯定感**の描き方が絶妙で、すっかりハマりました。面倒な人ばかりが集まる中で、理子の真っ直ぐさが一服の清涼剤になっています。
- 恋愛ものとしてより、音楽と青春の話だと思って読んでいます。華があるはずの男たちが**弱さも情けなさもさらす**ところに、僕は勝手に共感してしまいます。
- 単なる青春ラブストーリーで終わらず、業界の生々しさや**才能に対する残酷さ**まで踏み込んで描かれている。少女漫画だと構えて読んだ大人ほど、深いところまで刺さるはずだ。
- 恋人でありライバルという関係が効いていて、**プロとして生き残る厳しさ**がひりひり伝わってきます。胸キュンだけを期待して読むと、いい意味で裏切られます。
- 二人の天才が互いに抱く**憧れと劣等感**のすれ違いが切なすぎる。お互いの音が鳴っていないと我慢できないという、その深い絆の描き方に俺は何度も泣かされた。

## 悪い所

- 恋愛が主軸のはずなのに、作曲家としての悩みも歌手としての成長も同時に走るので、**話の焦点がぼやける**感じがしました。結局は誰の物語を追えばいいのか迷います。
- かっこよさげな空気づくりが先に立っていて、読者の気持ちが置き去りにされている気がします。**行動の理由が読めない**場面も多く、私はどの人物にも気持ちを寄せられませんでした。
- ヒロインの**かぶりもののような髪型**がどうしても見慣れず、可愛さが素直に入ってきません。元気で純粋なキャラのはずが言動もぶれて見えて、愛着が湧きにくいです。
- 序盤の胸がぎゅうっとなる感じを求めているのに、**台詞まわしの中二っぽさ**に途中から追いつけなくなりました。長く続くほど物足りなさが残ってしまいます。
- 登場人物がそろって**こじらせ体質**で、すれ違いが過剰。業界の嫌がらせやネットの叩き、大人の腹黒い思惑が続く場面では、読んでいて胃が痛くなり疲れてしまった。
