# CLAMP PREMIUM COLLECTION X

## 基本情報

- 著者: CLAMP
- 連載: 月刊Asuka
- ジャンル: 異能バトル、ダークファンタジー
- 評価: 7.8/10
- 最終更新日: 2026年10月10日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/6a715dae-16d4-4b84-b4ad-4dff70b226a5

## あらすじ

母の遺言に従い、高校1年生の司狼神威は沖縄から東京へ戻ってくる。待っていたのは幼なじみの兄妹との再会と、街のあちこちに張られる結界、そして異能の者たちのぶつかり合いだった。人類の存続を願う「天の龍」と、人類を地球の汚れとみなし、自然あふれる星に戻そうとする「地の龍」。1999年、東京を舞台に、世界の終わりをかけた戦いが幕を開ける。国会議事堂の地下で未来を夢に見る予言者、心臓の弱い幼なじみの妹、自分では選べない宿命を背負わされた若者たち。ビルが崩れ、人が無残に散っていく中で、神威はどちらの側に立つのか。きらびやかな絵の奥に終末の気配が満ちた、世紀末の黙示録！

## この漫画を読むのに向いている人

- **世界の終わりをかけた異能バトル**を、宿命を背負った若者たちの葛藤と一緒に味わいたい人
- 90年代の少女マンガ誌らしい**きらびやかな画風と壮大な終末の設定**に、どっぷり浸りたい人
- 街に張りめぐらされた結界や未来を占う予言者など、**都市の言い伝えを織り込んだ伝奇もの**にひかれる人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 続きが出るかわからない**完結していない物語**だと落ち着かず、最後まで結末を見届けられる作品を選びたい人
- 物語の中でビルが崩れ落ち、**人が無残に命を落とす描写**が次々と出てくると、気持ちが沈んでしまう人
- **ダークで報われない展開**が重なる話より、読み終えて前向きな気持ちになれる話を求めている人

## 良い所

- キャラクターがやたらキラキラした初期の画風に、1999年の約束の時に世界が終わるという**壮大な終末の設定**。今読んでもその世界にぐいぐい引き込まれる。
- 街中で結界を張って能力者がバトルし始めた時点で、もうスケールが大きい。東京に張りめぐらされた結界という昔からある話を**物語にうまく取り込んでいる**のもいい。
- 初めてCLAMPの絵を見たとき、格好よすぎてびっくりしました。数ある作品の中でも、Xは**いちばん圧倒される漫画**だと感じています。だからこそ完結を待ちたくなります。
- 公衆電話で連絡を取る場面には時代を感じますし、今では描けないだろう描写も多いです。高野山の説明には、さすがCLAMPと言いたくなる**知識の深さ**があります。
- 能力者が次々と集まり、物語がようやく動き出す。軽いノリに隠れがちだが、**背負わされた宿命と折り合いをつけていく**若者の姿があり、誰も恨まない空汰には清々しさを感じる。

## 悪い所

- 新しく描き下ろされた表紙は、昔のきらびやかで華のある絵と比べると**どうにも物足りなく感じます**。初期の絵のほうが絵力があったように思えて、正直残念です。
- 災害を思わせる内容や、ダークで報われない話の流れもあってか、物語は今も完結していない。いつ続きが出るのかもわからず、**結末を読めないまま待ち続ける**のはつらい。
- 既刊を持っている身からすると、1冊800円近くを何冊分も買い直すには描き下ろしの魅力が足りません。こういう新装版は**完結してから出してほしい**というのが本音です。
- 中学生らしく描いたのかもしれないが、譲刃の**悪ふざけのようなノリ**は少々不愉快だった。初登場時に屋根へ飛び乗るなど、少々常識に欠ける登場人物もいる。
- 表紙のアニメセルのような見た目から想像したものと違い、中身は**線の多い男の子向けに近い**絵と内容だった。話も、昔よくあった世界を二分する戦いの筋立てだ。
