# 学園ベビーシッターズ

## 基本情報

- 著者: 時計野はり
- 連載: LaLa
- ジャンル: 少女漫画、日常、コメディ
- 評価: 8.8/10
- 最終更新日: 2026年08月01日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/6e862ccb-427e-43fa-a49c-26747294df34

## あらすじ

飛行機事故で両親を亡くした高校生の竜一と、幼い弟の虎太郎。二人を引き取ったのは、同じ事故で息子夫婦を失った学園の理事長だった。引き取る代わりに出された条件は、人手の足りない保育ルームでベビーシッターとして働くことだった。教職員の子どもたちは元気いっぱいで、竜一は毎日ふりまわされる。やがて同級生も部員に加わり、海での合宿や季節の行事をにぎやかに過ごす。子どもの素直さに笑い、大人たちの根気強さにはっとさせられ、いつのまにか肩の力が抜けている。悲しみを抱えた兄弟が、血のつながりを越えた居場所を見つけていく日々。読み終えたあと、やさしい気持ちだけが残るベビーシッター部の毎日！

## この漫画を読むのに向いている人

- 笑える話とやさしい話が代わるがわる来る**ほのぼの学園コメディ**で、疲れた頭をゆるめたい人
- 子どもの素直さと、それを見守る大人たちの根気強さを**じっくり描く日常もの**が好きな人
- 重たい展開に身構えることなく、一日の終わりに少しずつ**気楽にめくれる家族もの**を読みたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 学園の子守を高校生に任せる設定について、**資格や責任の線引きのゆるさ**が引っかかる人
- 登場する大人も子どももおおむね善良なので、**ぶつかり合いや緊張感**のある展開を求めている人
- 幼い子どもの世話が話の中心に居続けるので、**赤ちゃんの出てくる場面**が多い作品は苦手な人

## 良い所

- とにかく子どもが可愛くて、登場する人みんな個性が立っていて飽きません。読んでいるあいだ**癒ししか生まれない**時間が続くので、私はページをめくるたびに顔がゆるみっぱなしでした。
- 弟のおとなしさと、兄を慕う気持ちのにじませ方が僕はたまらなく好きだ。**自己主張しない子の可愛さ**をここまで丁寧に描いた作品はなかなかない。静かな場面ほど強く残る。
- 子どもがお箸を使いたがる場面で、落としても急かさずに見守る大人の姿にはっとさせられた。**育児に必要なのは余裕**なのだと、自分も読みながら何度も考えさせられる。
- 短い区切りで読めるうえ、**笑える話とほろりとする話が代わるがわる来る作り**なので、読み終えたあとが爽やかです。仕事に追われた日の夜にめくると、私はちょうど気持ちがほどけます。
- 子どもは無条件で可愛いと決めつけず、**なぜ可愛いと思えるのかを掘り下げる視点**があるのがいい。ただ甘いだけの話ではないので、赤ん坊が苦手な自分でも素直に入り込める。

## 悪い所

- 先生の子どもを生徒が預かる仕組みが、私はどうしても引っかかります。**無給の部活として子守を任せる形**は突き詰めると重い話になりそうで、頭を切り替えないと楽しめません。
- 資格のない高校生が幼い子を何人も見る場面が続き、何かあったら誰が責任を取るのかと気になってしまう。**保育の専門職がそばにいない状態**が、俺には最後まで飲み込みにくかった。
- 預ける親も周りの大人も、揃って物わかりのいい人ばかりに見えるのが私には物足りない。**荒れる要素がほとんどない世界**なので、ぶつかり合いを求めて読むと肩透かしを食う。
- 一部の男性キャラのふるまいが女の子に対して失礼で、僕は読んでいて気分が下がりました。**夢を否定するような言い方**が出てくる場面は、和やかな空気を期待していただけにこたえます。
- 恋愛の要素がどれくらいあるのか気になって、買うまでに私はしばらく迷いました。**高校生どうしのほのかな恋の気配**は挟まるので、子ども中心の話だけを求めると余分に感じそうです。
