# 無能なナナ

## 基本情報

- 著者: 古屋庵、るーすぼーい
- 連載: 月刊少年ガンガン
- ジャンル: 少年マンガ、能力バトル、サスペンス、心理戦
- 評価: 8.4/10
- 最終更新日: 2026年06月14日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/705ad75a-b9aa-4b08-8910-10910b21bdba

## あらすじ

「能力者」と呼ばれる少年少女が集められた、絶海の孤島の学園。人類の敵と呼ばれる怪物と戦うため訓練に励む生徒のなかに、無能と見下される中島ナナオがいた。そこへ人の心が読めるという柊ナナが転校してくる。だがナナの正体は、社会を脅かす能力者こそ真の人類の敵とみなす委員会が送り込んだ刺客だった。読心術と称し、ハッタリと知略だけで能力者を次々と暗殺していく無能力者。不老不死の能力を持つキョウヤに容疑者として目をつけられ、ナナは紙一重の頭脳戦に追い込まれていく。傷を治すたび寿命を削る少女ミチルとの出会いが、冷たいナナの信念を少しずつ揺さぶり始める騙し合いサスペンス！

## この漫画を読むのに向いている人

- 先の読めないどんでん返しが続く物語を好む人
- 派手な能力より知略とハッタリの攻防を楽しみたい人
- 騙し合いの緊張感とキャラのドラマを両方味わいたい人
- 張られた伏線が丁寧に回収される構成を好む人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 派手な能力バトルやアクションを期待して読む人
- 善人を欺く後味の悪い展開が苦手に感じる人
- 設定の整合性にきっちり納得しながら読みたい人

## 良い所

- {"review":"1話目で主人公だと思った少年が、まさかの脇役。そこから本当の主役が動き出す構成に一気に引き込まれた。先がまったく読めなくて、**予想の裏をかく展開**にやられっぱなしだった。"}
- {"review":"超能力者を相手に、力を持たない側がどうやって勝つのか。**ハンデを知恵で覆していく**過程がとにかく読みどころで、ナナの負けず嫌いで努力家な一面にも惹かれて読み続けている。"}
- {"review":"序盤の敵だったナナが実は主人公という**どんでん返し**が最高だった。脱力系の能力者にハッタリと知略だけで挑む展開が痛快で、毎話ハラハラしながらページをめくる手が早まる。"}
- {"review":"単なる頭脳戦漫画では終わらないところが好きだ。**キャラへの感情移入とサスペンス**がうまく噛み合っていて、騙し合いの張りつめた緊張のなかにも、ちゃんと胸を打つドラマが生まれている。"}
- {"review":"伏線の張り方も**回収の丁寧さ**も気持ちいい。どんでん返しが何度続いても無理がなく、きちんと腑に落ちる作りになっているので、サスペンス好きにはたまらない一作だと思う。"}

## 悪い所

- {"review":"超能力設定なのに**派手な能力バトルはほぼない**。知恵で勝負する作風なので、ド派手なアクションを期待して手に取ると、正直なところ最初のうちはかなり物足りなく感じてしまった。"}
- {"review":"主人公のナナが**善人を騙して手にかける**場面はやはり読んでいてつらい。やっていることに正当性が薄く、主人公として好きになれるかどうかで好みがはっきり大きく分かれると思う。"}
- {"review":"頭脳戦そのものは面白いのに、**一部のトリックがご都合主義**に見えてしまう。状況が都合よく整いすぎる場面がたまにあって、そのたびに一気に興が覚めてしまうのが惜しいと感じた。"}
- {"review":"読み進めるうちに**能力の設定が曖昧**になってくる感じがある。それってアリなのかと突っ込みたくなる場面が増えてきて、ルールの根拠がだんだん分かりにくくなるのが気になった。"}
- {"review":"序盤の**どんでん返しの衝撃が強すぎた**反動なのか、中盤以降では同じレベルの驚きを感じにくくなってくる。展開の型に慣れてしまうと、意外なほど普通に読めてしまうのが惜しいと感じた。"}
