# じゃあ、君の代わりに殺そうか？

## 基本情報

- 著者: 榊原宗々、蔵人幸明
- 連載: 別冊ヤングチャンピオン
- ジャンル: 青年漫画、サイコホラー、サスペンス
- 評価: 7.8/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年10月31日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/70c8bb29-5e6d-47c4-bd81-e1d7413a8f7d

## あらすじ

中学時代から続くいじめに耐え、深夜ラジオへのネタ投稿だけを支えに生きる高校1年生・藤倉優馬。ある日、その暴力の現場に割って入ったのは、クラスメイトの雨里涼（アメリ）だった。アメリは優馬が憧れていた名物ハガキ職人だとわかり、ふたりはたちまち親友になる。ところがアメリは、いじめの主犯・西野を廃墟に閉じこめ、私刑を加えていた。止めたくても、西野が戻ってきたときの仕返しが怖くて声をあげられない優馬は、少しずつ共犯の泥沼へ沈んでいく。事件を見た女子生徒の思惑、アメリの出生の秘密、そして裏社会に生きる異母兄弟の影。なぜアメリはそこまで優馬に執着するのか。救いの手こそがいちばん危うい、歪んだ友情のサイコサスペンス！

## この漫画を読むのに向いている人

- いじめから救ってくれた相手のほうが危うい、**歪んだ友情のサスペンス**をじっくり味わいたい人
- **表情や人物の描き分けまで丁寧な美しい絵柄**で、ゾクッとくる黒い心理サスペンスを読みたい人
- **なぜ相手をそこまで助けるのかわからない不気味さ**に、ぞくぞくしながら振り回されたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- **暴力や拷問、過激ないじめの描写**が苦手で、読んでいてずっと息苦しくなる話は避けたい人
- 共感できる登場人物がいて、読み終えたあとに**すっきりした開放感**を味わえる話がいい人
- **主人公が煮え切らない話**にイライラしやすく、ひとつの謎で長く引っぱられるのが苦手な人

## 良い所

- 表紙の印象で絵には期待していなかったのに、試し読みしたら人物が**ものすごく丁寧に描かれている**。キャラの描き分けも完璧で読みやすいうえ、全体に漂う黒さに一瞬ゾクッとさせられる。単純におもしろい！
- アメリの狂気は生い立ちや境遇から生まれたものだとわかる。自分の狂気まで受け入れて淡々と語る姿は、**怖さを通り越して痛々しい**。誰よりも救いが必要なのは彼なのではと思えて、見ていてつらくなる。
- 正義感でも哀れみでもなく、身の危険をおかしてまで優馬を助ける雨里。**助ける理由がまったく見えない**ところが不気味です。読むほど、いじめる側の西野と守る側の雨里のどちらがヤバいのかわからなくなります。
- わざと優馬の言うとおりに動いて、「ほら、ダメだったでしょ？」と**じわじわ追い詰めていく**アメリがこわい。なのにぞくぞくして、つい読み進めてしまう。外伝のバトルロワイアル感とは違うサスペンス感もたまらない。
- 深夜0時に読み始めて、3時間で読み切ってしまった。描写がリアルで、グロ系が苦手な身にはきつかったのに、緻密なストーリーには感動すら覚える。**表情の描き方がうますぎて**、夢に出てきそう！

## 悪い所

- 暴力どころか拷問や殺人すらためらわない、**加害性の高いキャラばかり**で、読んでいるあいだずっと息苦しい。読み終えても求めていた開放感はなく、サイコパスすぎる人物たちにはまったく共感できなかった。
- 誰かに共感すると別の誰かが崩れる作りで、**どこにも安心できる場所がありません**。絵は読みやすく完成度も高いのに、被害者を守りたいと思えず少し不快でした。続きは気になっても、この地獄に戻るのはためらいます。
- 主人公が受けているのはいじめというより傷害で、**いじめという言葉では収まらない**ひどさです。もうひとり被害にあう女子も出てきますが、誰も助けてくれません。ふつうに心が壊れるレベルだと感じました。
- 物語を読ませる核は「親友がなぜそこまで主人公に執着するのか」だと思う。ただ、**ひとつの謎だけで引っぱり続けるのは無理がある**。出自の秘密や新キャラの登場など、いろいろ手は打っているのだけれど。
- 目を背けたくなるような場面が多い作品で、主人公を救うアメリはダークヒーローとしておもしろい。ただ、主人公が**いつまでもぬるい考えで加害者に向き合おうとする**姿には、ちょっとイライラした。
