# 釣りバカ日誌

## 基本情報

- 著者: 北見けんいち、やまさき十三
- 連載: ビッグコミックオリジナル
- ジャンル: 青年漫画、釣り、サラリーマン・日常コメディ
- 評価: 7.4/10
- 最終更新日: 2026年09月29日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/76550d10-6e03-4318-bb9a-932383720a55

## あらすじ

出世なんてどうでもいい。給料も有給も、ぜんぶ釣りにつぎ込む！ 鈴木建設の営業三課にいる万年ヒラ社員・浜崎伝助、通称ハマちゃん。上司に無理やり連れ出された海釣りで目覚めてから、頭の中は魚のことばかりです。ある日、素性を知らないまま釣り場で意気投合した「スーさん」の正体は、なんと自分の会社の社長でした。会社ではヒラと社長、海の上ではハマちゃんが師匠でスーさんが弟子。このあべこべな友情が、出世レースや大型の開発案件、転勤騒ぎのたびに思わぬ形で活きてきます。飾らない人柄と強運で難題を解決しても、手柄は人に渡して本人は今日も竿をかついで海へ。昭和から令和まで続く、サラリーマンの悲喜こもごもとぶれない釣りバカ人生！

## この漫画を読むのに向いている人

- 出世争いや社内の駆け引きより、自分の好きなことを優先する**肩の力が抜けた会社員の生き方**をのぞいてみたい人
- ヒラ社員と社長が釣り場では入れ替わって師弟になる、**立場があべこべの友情**にくすっと笑いたい人
- 会社の出世レースや転勤、大型の開発案件など、**昭和から続く会社勤めの悲喜こもごも**を長く味わいたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 夫婦のあり方や職場の付き合いに**昭和らしい古い価値観**が出てくると、どうしても引っかかってしまう人
- 小さなコマに文字がぎっしり詰まった**密度の高い昔ながらの紙面**を読み進めるのが苦手な人
- 釣りの場面を中心に楽しみたい人で、**会社経営や出世の話が多くなる長期連載**の流れには乗りにくいと感じる人

## 良い所

- 釣りで左遷されて竿を封印していた課長が、部下の道具まで取り上げたのに我慢できず勝負を挑み、夜明けからの延長戦で大事な会議まですっぽかす展開。**上司まで釣りバカに引きずり込まれる**おかしさに笑いました。
- 奥さんが釣りのせいで同窓会に行けなくなり、ひっぱたかれたハマちゃんが頬の手形にあとから気づく場面で吹き出した。絵は素朴でも、**釣りにのめり込んでいく姿の軽妙なおかしさ**は色あせない。
- 映画のイメージで読み始めたら、序盤にはスーさんがまだ出てこないのが意外でした。ふつうの会社員が釣りにはまっていく話で、一話ごとに狙う魚が変わり、**ちょっとした釣り入門としても読める**作りが楽しいです。
- 映画で散々見てきたので、ハマちゃんがもう西田敏行さんにしか見えません。釣りへの深すぎる愛とひょうきんさ、人情。**出世より好きなことを選ぶ生き方も楽しそう**だと思わされます。
- 部次長レースで佐々木課長が思った以上の昇進を決め、**出世して見える景色が変わる感覚**を一緒に味わえるのがくすぐったい。ハマちゃんとケンカばかりの新課長が、排除の提案をはねつける人間くささもいい。

## 悪い所

- 出産に立ち会わず釣りへ行くなど、今ならモラハラ夫と言われそうな行動が多いです。夫婦も会社付き合いも**昭和の価値観がそのまま**残っていて、この人と結婚できたことこそがハマちゃんにとって最大の幸運に見えます。
- 長く追いかけてきたけれど、話が進むにつれて**釣りの場面がほとんどない経営の話**ばかりになり、いつの間にか読むのをやめていた。ちゃんと釣りバカをしていた初期のほうが断然おもしろい。
- 隠し子の話が当たり前のように出てきて、相変わらず**不倫に甘い描き方**が引っかかります。ハマちゃんの「エサを与えないで下さい」といういたずらも、イジメに近いノリでやりすぎだと感じました。
- アニメは楽しかったのに、漫画だと**コマ割りも文字も小さくて読みにくい**。展開も淡々としていて、アニメで感じた楽しさがページからはあまり伝わってこなかった。
- 序盤のハマちゃんはかなり小市民的で、**亭主関白な態度で奥さんをどやしつける**姿はあまり見たくありませんでした。のちに大物っぽくなっていくのを知っていると、なおさら落差が気になります。
