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## 基本情報

- 著者: ナガテユカ
- 連載: 週刊漫画ゴラク
- ジャンル: 青年漫画、ミステリー、裏社会・アングラ、サスペンス
- 評価: 8.2/10
- 最終更新日: 2026年08月01日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/786c4847-4663-4891-a35d-7c1bac543747

## あらすじ

女子高生の鈴原環は、学校では誰とも深く関わらず静かに過ごしている。だが裏では、更生の見込みがない凶悪犯を狩り、生きたまま解体していた。正規のルートでは移植を受けられない患者のもとへ、闇から臓器を届けている。相棒とふたりで続ける命の再分配。その先には、財閥も政治家も警察も、海の向こうの組織までが噛んだ利権が横たわる。解体のたびに「命をありがとう」と告げる少女は、どこかつかみどころがない。どの人物も怪しく見えてきて、疑いながら読む時間が長くなる。追う者たちが真相へ近づくほど、環が生まれた理由も暗がりから浮かび上がってくる。可愛らしい絵柄の下で、命の値段を真正面から突きつけてくる臓器売買サスペンス！

## この漫画を読むのに向いている人

- **命の値段を正面から問う**話を、目をそらさずに読みたい人。読み終えたあと考え込む時間ごと楽しめる人
- マフィアも警察も医療も入り乱れる中で、**裏社会の利権を少しずつ暴いていく謎解き**を追いたい人
- 血なまぐさい題材でも、**絵がきれいなら怖いもの見たさで読める**人。ざらつく後味も込みで味わいたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 生きたまま人を解体する場面がくり返し描かれるので、**血や内臓の絵が続くとしんどくなる**人
- 悪人を捕らえて解体する流れが何度もくり返されるため、**同じ型の話が続くと飽きてしまう**人
- 物語のスケールがどんどん広がっていくので、**投げた謎が残らず片づく結末**まできっちり見届けたい人

## 良い所

- タイトルと絵柄からは想像もつかない中身だった。女子高生が人を解体して臓器を回すという発想が衝撃で、**グロさを絵の綺麗さが救っている**ぶん逆に生々しい。ハラハラして久々にハマった。
- 需要と供給が噛み合った瞬間に少女の仕事が始まる、という**社会の闇の見せ方にリアリティ**があってゾワッとした。主人公のどこか力の抜けた空気も話に合っていて、先が気になって仕方ない。
- ただグロいだけの漫画ではありません。マフィア、警察、医療、宗教団体と、**あちこちの暗部が複雑に絡む**構造が深く、読めば読むほどハマっていきます。登場人物の過去が明かされるたび疾走感が増しました。
- 悪いやつを捕らえて解体する筋書きなのに、意外とマンネリにならないのが不思議だった。主人公の生い立ちの秘密が少しずつ絡んでくるので飽きない。**倫理観を問われる**話だけど面白さは本物だ。
- 火曜サスペンスばりの伏線と謎解きに満足しました。どの人もこの人も怪しく見えてくる疑い要素だらけで、**解体のたびに「命をありがとう」と告げる**ヒロインの筋の通り方にも惹かれます。

## 悪い所

- 最初は面白かったのに、だんだん飽きてきた。悪いやつが居て解体して、また悪いやつが居て解体して……**似た話が延々と続くだけ**に感じる。謎解きの進みがひたすら遅く、核心が見えてこなかった。
- 伏線を広げ続けて回収できるのか不安になりました。話が進むごとに**スケールがふくらみすぎて**、本来の臓器売買のサスペンスから離れていった印象があります。少し収まりがつかなくなっていました。
- 久々に読み返したら違和感が残った。心を失くした主人公という設定なのでそこは仕方ないとして、**設定を凝りすぎて現実感が薄れていく**感じがつらい。これをずっと読み続けるのはきつかった。
- エロありきのラブコメでもないのに、**無駄にスカートがめくれる描写**で冷めてしまった。パンツがとにかく萎える。話自体は気になるのに、そこだけ目線が急に安っぽくなるのがもったいない。
- 重い作品を読み終えたのに、最後がちょっと納得いきませんでした。**大陸の組織や宗教団体のその後が見えない**まま畳まれてしまい、消化不良が残ります。名作なのは変わらないだけに惜しいです。
