# とある科学の超電磁砲

## 基本情報

- 著者: 冬川基、鎌池和馬、灰村キヨタカ
- 連載: 月刊コミック電撃大王
- ジャンル: バトルアクション、超能力、SF、学園
- 評価: 8.6/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年10月31日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/79b7f25d-b4ff-48e0-bc06-f286d0641dc4

## あらすじ

人口の8割を学生が占める学園都市では、超能力の開発が授業に組み込まれ、生徒は無能力のレベル0から超能力のレベル5まで6段階に分けられている。電撃を操るレベル5の第3位、通称「超電磁砲」の御坂美琴は、テレポートを使う後輩の白井黒子、情報処理に強い初春飾利、能力を持たない佐天涙子と、にぎやかな毎日を送っていた。けれど街の裏では、能力を底上げする謎の音源が出回り、やがて美琴自身のクローンを犠牲にする極秘実験まで動き出す。罪悪感と孤独を抱えたまま、美琴は実験を止めるため暗部へ挑んでいく。レベルの差に悩む少女たちの青春と、科学の街の非情な影がぶつかり合う、電撃の超能力アクション！

## この漫画を読むのに向いている人

- 能力バトルでも、技名を叫び合う戦いより、**地形や道具、物理法則を使った頭脳戦**のほうにわくわくする人
- 超能力を持つ女の子がヒロインの枠に収まらず、**ヒーローとして前に出て戦う姿**に胸が熱くなる人
- 才能の差に悩む少女の苦しみや、戦う主人公の**痛々しいほどの内面の葛藤**まで味わいたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- **命を犠牲にする非情な展開**や、主人公が一人で追い詰められる話を読むとしばらく気分が沈む人
- 仲良しの女の子たちの明るい日常を楽しみにしていて、**日常パートが消えてバトルばかりになる**展開は寂しい人
- 動きのあるアニメ版を先に見ていて、**事件を何話もかけてじっくり描く**つくりを漫画にも求める人

## 良い所

- 少年漫画の技名を叫び合う戦いとは違い、**地形や道具、物理法則まで使って戦う知略の駆け引き**がたまらない。徹底した対策で、無能力者がレベル5と良い勝負をしているのも何気にすごい。
- 魔術の本編より科学寄りでリアルなのに、現実そのものでもない。**どこかにこんな街がありそうだと思えるくらいのファンタジー**な世界観がすごくいい。本編と人物がつながり、どのキャラにも無二の個性がある。
- 本編のヒロインとは違い、こちらの美琴は**ヒーロー要素が強めで格好いい**です。終盤、本編の主人公が不良に追いかけられる場面が原作の冒頭につながっていて、そこも面白く読めました。
- 序盤ももちろん面白いが、その先のこの漫画でしか見られない話はまさに見事だ。本編と出来事は重なるのに、**あちらでは見られなかった美琴の内面の葛藤**が痛々しいほど描かれている。
- 最初の大きな事件に、**能力のレベル差という根っこのテーマ**を持ってくるところがすごいです。犯人との戦いと並べて、レベル0の少女の苦悩を低レベル者の悩みとして描いているのも素敵でした。

## 悪い所

- アニメでは何話もかけて丁寧に描かれていた事件が、漫画では**意外とあっさり片づいてしまう**。見せ場も後輩や友人に持っていかれ、主人公の存在感がちょっと薄くなったのは残念だった。
- 話によっては最初から最後までほとんどがバトルシーンで、日常パートの三人の出番はほぼありません。**それまでの明るい雰囲気が一切なくなり**、学園都市の暗い部分が前面に押し出されてきます。
- 美琴が身を削って計画を止めようとする姿は、**自分を顧みないぶん見ていて辛い**。友達に頼れない業の深い問題なので孤立無援の戦いが続き、次の大きな章でも仲間に頼れないのがなかなかきつい。
- 大好きな長編ではあるけれど、**科学の発展に犠牲は付き物と言わんばかりの非情な展開**は倫理的にきつい。何度見直してもうつうつとした気分になり、読み終えたあとしばらく引きずってしまう。
- 大きな事件が解決する場面は、やはり**動きのあるアニメ版のほうが盛り上がり**は凄まじかったです。ただ、漫画版ならではの構図にもまた違った味があり、こちらも好きでした。
