レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
スローループ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
スローループ
著者: うちのまいこ
連載: まんがタイムきららフォワード
ジャンル: 青年漫画/スポーツ(釣り)/ファミリー・ホームドラマ/日常・コメディ
評価: 8.5/10
あらすじ
亡くなった父から教わったフライフィッシングだけを心の支えに、ひとり海辺で釣り糸を垂れる女子高生。ある日、海に飛び込もうとする明るい少女と出会い、釣った魚を振る舞ううちに意気投合する。ところがその夜、母の再婚相手の連れ子がまさにその子だと判明。同い年の二人は、いきなり姉妹として一つ屋根の下で暮らすことになる。最初は遠慮しあう二人だが、料理と釣りを重ねるうちに少しずつ距離が縮まっていく。実は互いに家族を亡くした過去を抱えていて、その哀しみごと受け止めあいながら、焦らずゆっくり本物の家族になっていく。釣り糸が弧を描くように育つ、あたたかな姉妹の物語!
読む前に確認したい相性
向いている人
- フライフィッシングやアウトドア料理をじっくり描いた日常系を、のんびり味わいたい人
- 血の繋がらない義理の姉妹が、遠慮しあいながら少しずつ本物の家族になっていく物語に弱い人
- ゆるい日常の癒やしの中に、喪失を抱えた少女たちの繊細な心理描写が効いた物語を読みたい人
向いていない人
- 趣味の専門的な解説やうんちくが細かく続くと、話に置いていかれると感じてしまう人
- 日常系にはとにかく明るい癒やしだけを求めていて、死別などの重い設定はどうも苦手な人
- ゆっくりした展開がどうも苦手で、テンポよく盛り上がるイベントが次々ほしいと思う人
良い感想・レビュー
- 釣りの手順が丁寧に描かれていて、釣った魚をみんなで料理して食べる場面がとにかくおいしそう。姉妹や幼馴染の何気ないやり取りが可愛くて、読むたびにじんわり癒やされる。
- 毛鉤を自分で巻くタイイングの工程まで細かく描いてあって驚いた。ただ可愛いだけの日常系じゃなく、作者の釣りへのガチな情熱が伝わってきて、そこがたまらなく好き。
- 再婚でいきなり姉妹になった二人が、遠慮しながら少しずつ本物の家族へ近づいていく。上質なホームドラマを読んでいる気分で、百合っぽい可愛さもあって毎回うるっとくる。
- 明るい日常の裏に、親を亡くした少女たちのリアルな心理描写が流れている。派手さはないのに、静かに胸を打たれてしまって、気づけば何度も読み返していた。
- 冬のヒラメ釣りやキジ狩りの見学まで、季節ごとに新しいアウトドアへ挑んでいく二人がまぶしい。仕掛け作りから料理まで、アウトドアのおいしいところが全部つまっている。
悪い感想・レビュー
- フライフィッシングの蘊蓄や道具の解説が専門的すぎて、釣り未経験の私にはついていけない場面が多かった。もう少し日常会話に寄せてほしいと感じてしまった。
- 明るい日常系だと思って読み始めたら、親の死別からくるお涙頂戴のシリアスが時々挟まれる。癒やしを求めていた私には少し辛気臭くて、求めていた方向とズレていた。
- 一歩踏み込めない微妙な心の距離や葛藤がちょこちょこ描かれる。きらら特有のキャッキャウフフだけを楽しみたい私には、この心理的なもどかしさが少し重かった。
- 中盤から登場人物がどんどん増えて、人間関係が散漫に感じられた。正直、初期の三人だけのクローズドな空気が一番好きだったので、そこは少し寂しい。
- 全体的にスローペースで進むので、展開の早さを求める私にはじれったくて退屈に思える時があった。テンポよく盛り上がるイベントがもう少しほしかった。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
釣りの手順が丁寧に描かれていて、釣った魚をみんなで料理して食べる場面がとにかくおいしそう。姉妹や幼馴染の何気ないやり取りが可愛くて、読むたびにじんわり癒やされる。
フライフィッシングの蘊蓄や道具の解説が専門的すぎて、釣り未経験の私にはついていけない場面が多かった。もう少し日常会話に寄せてほしいと感じてしまった。
毛鉤を自分で巻くタイイングの工程まで細かく描いてあって驚いた。ただ可愛いだけの日常系じゃなく、作者の釣りへのガチな情熱が伝わってきて、そこがたまらなく好き。
明るい日常系だと思って読み始めたら、親の死別からくるお涙頂戴のシリアスが時々挟まれる。癒やしを求めていた私には少し辛気臭くて、求めていた方向とズレていた。
再婚でいきなり姉妹になった二人が、遠慮しながら少しずつ本物の家族へ近づいていく。上質なホームドラマを読んでいる気分で、百合っぽい可愛さもあって毎回うるっとくる。
一歩踏み込めない微妙な心の距離や葛藤がちょこちょこ描かれる。きらら特有のキャッキャウフフだけを楽しみたい私には、この心理的なもどかしさが少し重かった。
明るい日常の裏に、親を亡くした少女たちのリアルな心理描写が流れている。派手さはないのに、静かに胸を打たれてしまって、気づけば何度も読み返していた。
中盤から登場人物がどんどん増えて、人間関係が散漫に感じられた。正直、初期の三人だけのクローズドな空気が一番好きだったので、そこは少し寂しい。
冬のヒラメ釣りやキジ狩りの見学まで、季節ごとに新しいアウトドアへ挑んでいく二人がまぶしい。仕掛け作りから料理まで、アウトドアのおいしいところが全部つまっている。
全体的にスローペースで進むので、展開の早さを求める私にはじれったくて退屈に思える時があった。テンポよく盛り上がるイベントがもう少しほしかった。
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