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LIAR GAME の感想と評価(良いところ、悪いところ)

LIAR GAME

LIAR GAME

著者: 甲斐谷忍

連載: 週刊ヤングジャンプ

心理サスペンス頭脳バトル

評価: 9/10

あらすじ

正直すぎる女子大生・神崎直のもとに、突然「ライアーゲーム」への招待状と1億円が届く。ルールは単純、30日後に所持金を返すだけ。しかし、相手から金を奪えば自分のものになり、奪われれば借金を背負うという極限の心理戦だった。直は天才詐欺師・秋山深一と手を組み、嘘と策略が渦巻くゲームに挑む。信頼と裏切りが交錯する中、人間の本性が暴かれていく。

良い所

  • ゲームのルールが緻密で、読み進めるほど戦略の深さに唸らされる。
  • 心理戦の描写がリアルで、登場人物の一挙手一投足に緊張感がある。
  • 主人公コンビの性格の対比が物語をより面白くしている。
  • 各ゲームごとに異なる駆け引きが用意されており、飽きずに読める。
  • 人間の欲望や弱さを鋭く描き出していて、読後に考えさせられる。

悪い所

  • 専門用語やルール説明が多く、最初は理解するのに時間がかかる。
  • 心理戦が長引く展開ではテンポが遅く感じられることがある。
  • 登場人物の一部が極端な性格で、感情移入しにくい場合がある。
  • 絵柄が好みを分けるため、読み始めに抵抗を感じる人もいる。
  • 終盤の展開がやや駆け足で、もっと丁寧に描いてほしかった。

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