# ライアー×ライアー

## 基本情報

- 著者: 金田一蓮十郎
- 連載: デザート
- ジャンル: 恋愛、コメディ、ラブコメ
- 評価: 8.3/10
- 最終更新日: 2026年08月17日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/81326478-e419-48dd-8499-a87743964d0b

## あらすじ

ノリで友達の高校時代の制服を借りて街へ出た大学生の湊。運悪く、同じ家で暮らす義理の弟・透とばったり出くわしてしまう。とっさに「野口みな」という別人を名乗ってごまかしたものの、透はその女子高生姿にひと目惚れ。女癖の悪さを直すことを条件に、湊は正体を隠したまま透と付き合いはじめる。家では姉、外では彼女。嘘の上にまた嘘を重ねながら、二人の距離はどんどん縮まっていく。げらげら笑っていたのに、次のページでは胸が締めつけられる。正体がばれそうになるたび冷や汗をかき、それでも誰かを憎まずに読み進められる。ばらまかれた仕掛けが終盤でぱたぱたと畳まれていく、逃げ場のない恋！

## この漫画を読むのに向いている人

- **笑いと胸きゅんが交互に来るラブコメ**を探していて、甘いだけの恋物語ではもう物足りなくなっている人
- **設定の突飛さごと楽しめる**タイプで、細かいつじつまより勢いと展開の読めなさを取りたい人
- 嫌な登場人物にいらつかされたくなくて、**後味のいい終わり方**まで安心して読み進めたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- **嘘をつき続ける主人公**を見るのがしんどく、まっすぐな気持ちだけで進む恋の話を求めている人
- **現実にありえるかどうか**を確かめながら読むタイプで、大胆な設定を飲み込むのが苦手な人
- はっきり動くヒロインが好みで、**迷って足踏みする主人公**にはもどかしさを感じてしまう人

## 良い所

- ラブコメのつもりで開いたのに、ギャグ漫画みたいに声を出して笑ってしまった。**笑いと恋のつり合い**がうまくて、甘い場面のあとにきっちり落としてくれるから、最後まで胃もたれせずに読める
- 話の**テンポの良さ**にひっぱられて、そのまま一気に読み切った。次にどう転ぶのかまるで読めないから、主人公と一緒になってハラハラしっぱなし。バランスのいいラブコメだと思う
- **嫌な奴がひとりも出てこない**のがありがたかった。誰かの悪意で話がこじれる展開がないぶん、もやもやを抱えたまま次の巻へ進まずにすむ。ラストもきちんと幸せで言うことなし
- クールな顔をしていた義弟が**べたべたに甘くなる落差**にやられた。脇役もひとりずつ濃くて、恋の本筋から外れた雑談まで面白い。おかげで読み終えるのがもったいなくなった
- 後半はあっという間で、読み終えたその足で最初から読み直した。ばらまかれた**伏線の畳み方**がきれいで、二度目は仕込みに気づくたびに唸る。全巻を二度見したのは初めて

## 悪い所

- **同居している義理の姉に気づかない**という土台は、さすがに無理があると思った。制服を着ただけで別人になるなら、毎日同じ家で顔を合わせている時間は何なのかと言いたくなる
- 主人公の押しの弱さがどうにも苦手だった。気持ちはわかるけれど、**煮え切らない態度**が長く続くと、共感より先にため息が出てしまう。腹を立てる読者もいそう
- **嘘の上に嘘を重ねる展開**が性に合わず、終始もやもやしたまま読んでいた。途中からは読むこと自体が苦しくなって、何度も手が止まる。嘘が苦手ならつらい作品
- 筋を通そうとするあまり、**周りを振り回してしまう**場面が引っかかった。本人は誠実なつもりでも、巻き込まれる側の気持ちを思うとしんどい。応援したいのに応援しきれない
- 前半のわくわくが忘れられず、後半はどうしても物足りなく感じた。義理の弟の**過去の女性関係**をあっさり流して恋を選ぶ流れにも、最後まで納得しきれないまま
