# イレブン

## 基本情報

- 著者: 高橋広、七三太朗
- 連載: 月刊少年ジャンプ
- ジャンル: 少年漫画、サッカー、スポーツ
- 評価: 7.8/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年08月30日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/817a69c7-f7a1-4b63-88e4-686026d8336a

## あらすじ

元日本代表の父を持つ少年が、高校からサッカーを始める。技術は素人同然。あるのは陸上で鍛えた脚と、誰よりもしつこく食らいつく根性だけ。それでも彼はゴール前に立ち続け、県大会からユース代表、ブラジル留学、そして世界の舞台へと足を進めていく。うまい選手に囲まれて悔しさを噛みしめ、練習場に一人残る。その繰り返しが、いつのまにか日本を背負うストライカーを作り上げていく。派手な必殺技より、汗と土のにおいが残る一作。うまくなる道に近道はないと、しつこいくらいに教えてくる。読み終えたとき胸に残るのは、ひたむきに走り続けた一人の男の背中！

## この漫画を読むのに向いている人

- 才能よりも**積み上げた練習量がものを言う**、泥くさい努力の物語でしっかり胸を熱くしたい人
- 高校の部活から世界の大舞台まで、**長い年月を追いかける大河的な物語**をじっくり読みたい人
- 細かい戦術の解説よりも、**選手の気持ちで押し切る昔ながらの熱さ**を素直におもしろがれる人

## この漫画を読むのに向いていない人

- **現代的な戦術やポジションの描写**をサッカー漫画に求めていて、そこがないと物足りない人
- 一気に読める短さを求めていて、**似た展開が積み重なると途中で飽きてしまう**タイプの人
- 連載の古さがそのまま出た**昔ながらの絵柄や描き方**が気になって、物語に入り込めなくなる人

## 良い所

- 未経験から始めた主人公が、試合のたびに一段ずつ強くなる。**繰り出す技が地に足のついた**もので、自分にもできそうに思えてくる。派手さのないぶん、読み返すたびに発見がある。
- 昔読んだきりだったのに、今読み返しても古びない。戦術がどうこうという時代の作品ではないけれど、**主人公の熱がそのまま伝わってくる**。何度読み返しても、飽きが来ない作りになっている。
- 努力の先にしか結果はないと、この漫画はしつこいくらいに言ってくる。**練習量がそのまま実力になる**話で、読み終えた足でボールを蹴りに出た日もある。
- 長い連載なのに、**主人公という一人の人間を見届けたい**という気持ちだけで最後まで走れる。同じような展開が続く箇所はある。それでも読ませる力は落ちない。
- 最終回の締めは、主人公の出身校の部員たちの何気ない会話。ここで不覚にも泣かされた。長い旅につきあった分だけ、**読み終えたときの達成感**が大きい。

## 悪い所

- 今どきのサッカー漫画のつもりで読むと、正直かなり面食らう。ポジションや戦術の話はほとんど出てこず、**ただ蹴って入れるだけの試合**に見える場面もそこそこ多い。
- 舞台が世界へ広がっても、やることは根性で食らいつくばかりだった。**同じ流れの繰り返し**に、だんだん食傷ぎみになってくる。試合そのものの中身も薄い。
- つま先で蹴るのが武器というのは、サッカー経験者ほど強く引っかかりやすい。**シュートの理屈がふわっとしている**ぶん、技の説明が素直に頭に入ってこない。
- 国内リーグに戻ってからは、盛り上がりが目に見えて落ちる。世界の強豪を追い詰めた選手が、急にもたついて見えるのはなぜなのか。**強さの物差しがぶれている**。
- 終盤はかなり駆け足で、大きな試合ほど描き込みが足りない。**絵柄の古さとマンネリ**も長い連載ぶん出てくるので、読む手が重くなる時期がどうしてもある。
