# ヨリが跳ぶ

## 基本情報

- 著者: ヒラマツ・ミノル
- 連載: モーニング
- ジャンル: バレーボール、スポーツ、コメディ
- 評価: 7.5/10
- 最終更新日: 2026年10月26日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/856c6579-1c6b-4df4-8b4e-218ac761f782

## あらすじ

身長183センチ、ちょっと天然な高校生・大久保ヨリ。豪快なアタックを持ちながら全国大会には届かず、卒業時には名門チームの誘いを断って、創部6年目の実業団チームへ飛び込む。迎えるのは、のんびりして見えて勝負勘の鋭い監督と、ヨリの加入で胃痛が絶えなくなるキャプテン。派手な姉妹を擁するライバル、外国出身の大型選手をそろえるチーム、そして日本女子バレーの女王が待つ名門。最初は信頼されていなかったヨリが、真っ直ぐすぎるプレーで少しずつ頼られる存在になっていく。全力でぶつかるから笑えて、笑ったぶんだけ試合の熱さが胸に残る。天然の大型新人が実業団の頂点へ挑む、痛快バレー物語！

## この漫画を読むのに向いている人

- **才能が少しずつ開花していく成長物語**を、天然な主人公が頼られる存在になるまで見届けたい人
- **ギャグと熱い試合が同居するスポーツ漫画**で、濃いライバルたちとの騒がしいやり取りも楽しみたい人
- **脇役やライバルまでキャラが立った群像劇**が好きで、一癖ある相手との激闘に熱くなりたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- **劇画タッチの濃く古めの絵柄**が苦手で、すっきりした今風の絵のスポーツ漫画を読みたい人
- **終盤で作風ががらりと変わる展開**が苦手で、最初から最後まで同じ笑いと熱さが続いてほしい人
- **同じ攻撃パターンが続く試合展開**に飽きやすく、終盤でスケールが大きくなりすぎる戦いにも乗り切れない人

## 良い所

- キャプテンから信頼されていなかったヨリが、実業団で揉まれるうちに**チームから頼られる存在に変わっていく**。才能が開花していく様子を順を追って見られるのが楽しい。
- **ライバルチームまで派手で笑えます**。劇団のトップスターのような姉妹が練習した小芝居を披露し、控え室では全員が鏡の前でドライヤー片手に髪を整えています。それでいて試合はわりとまともでした。
- 話の大半はギャグでくるまれているのに、ただのおふざけでは終わらない。笑えるのは**懸命に生きる登場人物たちが全力でぶつかり合っている結果**だからだろう。小賢しさとは縁のない痛快さがある。
- 真っ直ぐすぎる主人公の行動は、見ていて面白いし清々しくて気持ちいいです。そこへ**一癖も二癖もあるライバルたち**との激闘が重なり、試合がひたすら熱くなっていきます。読み応えがあります。
- 間の抜けた女子高生がバレーの才能に目覚めていく過程がいい。主人公だけでなく**脇役までみんなキャラが立っている**。ルールやポジションの呼び方が今と違い、バレーの移り変わりが見えるのも面白いところ。

## 悪い所

- **劇画タッチの濃い絵柄**がちょっと苦手でした。今の漫画と並べると絵の古さも目につきます。話そのものは面白いのに、絵の好き嫌いではっきり分かれそうな作品です。
- 終盤に入ると**笑いの部分がすっかり消えてしまう**。試合からもそれまでの熱さが抜け、突然人が姿を消したり、アタックに怯えたりと方向性ががらりと変わる。面白いのは中盤までだった。
- アタック、アタック、またアタックと、**試合がどんどん単調になっていく**のが気になります。リーグ戦に入るとその傾向がさらに強まり、同じパターンの繰り返しに見えてきました。
- ある時点から、作者がどうしたのかと思うほど失速します。そして迎える最後は、いつの間に**オカルト漫画になったのかと戸惑う終わり方**です。最後の数巻の崩れ方は怖いほどで、残念というほかありません。
- 面白さでは作者の作品の中でも上位なのに、終盤は**戦いのスケールが一気に突き抜けてしまう**。高校野球がいきなりメジャーを超える勝負を始めたような感覚で、そこが気になって評価は低めになる。
