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ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン

ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン

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著者: 荒木飛呂彦

連載: 週刊少年ジャンプ

ジャンル: ファンタジーSFバトルアクションサスペンス

評価: 9.2/10

あらすじ

2011年、アメリカ。空条承太郎の娘・徐倫は、罠に嵌められ刑務所へと収監されてしまう。そこで彼女を待ち受けていたのは、DIOの遺志を継ぐプッチ神父の恐るべき陰謀だった。ジョースター家とDIOの因縁、および「天国」を巡る物語は、ついに衝撃の終焉へ……!シリーズの集大成、第6部!

良い所

  • シリーズ初の女性主人公・徐倫が、絶望的な刑務所暮らしの中で、戦士として驚異的な成長を遂げていく姿が最高に格好良いです!彼女の父・承太郎を想う健気さと、力強い意志の強さに何度も勇気をもらいました。
  • プッチ神父という、「自分は正義を行っている」と微塵も疑わない静かな狂気を持ったラスボス像が、これまでにない哲学的な恐怖を与えてくれます。彼との、宇宙の運命を懸けた追いかけっこは圧巻のスケールです。
  • 「エルメェスやF・Fたちとの、刑務所内での奇妙な友情と連帯感」が、閉鎖的で暗い物語の中に確かな光を灯していて、彼女たちがそれぞれの目的のために命を懸けるシーンでは、魂の震えが止まりませんでした。
  • 「スタンド能力の複雑さと、心理戦の深さ」が極限まで煮詰められていて、どうやってこの状況を切り抜けるのか!?というパズルを解くような知的な面白さが、シリーズの中でも随一の完成度を誇っています。
  • 物語のラスト、すべてをリセットして新たな可能性へと繋がるあの衝撃の結末を見届けた時、ジョジョという長い物語の「完成」を目の当たりにした気がしました。賛否あるかもしれませんが、これ以上の締めくくりはありません!

悪い所

  • スタンド能力が「物理的な現象ではなく、概念やルールの書き換え」にまで踏み込んで難解化しているため、戦闘中に何が起きているのか、何度もページを戻って読み返さないと状況が把握できない場面がありました。
  • 物語の舞台が刑務所という閉鎖空間に限定されている期間が長いため、これまでのジョジョのようなオープンワールド的な大冒険を求めている人には、少し息苦しさや停滞感を感じさせてしまうかもしれません。
  • 一部の脇役キャラクターたちのスタンド能力が、あまりに生理的にグロテスクであったり、不快感の強い演出が含まれていたりすることがあり、人によっては視覚的にかなり拒否感を持ってしまう可能性があります。
  • 物語の結末について、これまでの歴史が否定されたように感じてしまう読者も一定数存在し、大団円のハッピーエンドを強く望む人にとっては、あまりに切なくて受け入れがたい「一巡」になってしまうかもしれません。
  • 主人公側のメンバーが、一人、また一人と倒れていく終盤の展開が、あまりに無慈悲で救いがないように見えることがあり、お気に入りのキャラが活躍しきれずに散っていく姿には、不満を感じてしまう可能性。

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