# シノハユ

## 基本情報

- 著者: 五十嵐あぐり、小林立
- 連載: 月刊ビッグガンガン
- ジャンル: スポーツ、青春、麻雀
- 評価: 7.8/10
- 最終更新日: 2026年10月08日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/8b380bad-d88f-433b-90d7-bcd1c7c194f7

## あらすじ

島根県松江市で叔父の家に身を寄せる小学5年生の白築慕。行方がわからなくなった母に、いつか自分を見つけてもらいたい。そのために選んだのは、大好きな麻雀で全国のてっぺんに立つという道でした。小学生の大会、中学生の大会と勝ち進むたび、目の前には未来のトッププロや、その時代の日本代表クラスの打ち手が次々と現れます。強い子ほど、家族や心に何かを抱えているのも見逃せないところ。一途でけなげな慕が、離れた誰かを思う気持ちを胸に牌をつかむ姿は、まぶしくて少し切ない。やがてプロになる者たちの、まだ幼かった日々。青春もその先の人生も麻雀とともにある、少女たちの夜明け！

## この漫画を読むのに向いている人

- 麻雀の大会を舞台に、**小学生のころから本気で勝負に向き合う少女たち**を追いかけたい人
- 行方のわからない母に見つけてもらうため麻雀に打ち込む、**一途でけなげな主人公**を応援したい人
- 対局の派手な演出より、**未来のプロたちの子ども時代や過去の物語**をじっくり味わいたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 物語がどんどん先へ進む展開を好み、**回想や心の内側の描写が長く続く**とつらく感じる人
- 麻雀漫画なら卓の上の勝負こそ主役であってほしいと考え、**対局の駆け引きをたっぷり読みたい**人
- 離婚や行方不明といった**重い家庭事情を抱えた登場人物が次々に出てくる**展開が続くと、しんどく感じる人

## 良い所

- 本編とはまた**違う角度から同じ世界を描いている**一冊です。派手な展開を予想していたら思ったより落ち着いた雰囲気で、初期のころの本編を思い出させるよい感じでした。
- 表紙から田舎の青春ものだと思って手に取ったら、まさかの麻雀漫画。それでも絵の**独特な間や空気感**がやっぱり好きで、あっという間に読み終わるほど楽しめた。
- 主人公の**ひたむきで健気なところ**は、本家ゆずりの持ち味そのもの。展開もサクサク進むから気持ちよく読めるし、鳥が必殺技になっているのも楽しいポイント。
- 小学生や中学生の大会が中心なのに、子どものころから**本気で麻雀に打ち込む子**がたくさん出てくる。未来のトッププロや日本代表、世界最強クラスまでばんばん現れ、本編より強い顔ぶれがそろうのがすごい。
- 絵には**本家とはまた違う可愛らしさ**があります。読んでみてもおもしろく、主人公が麻雀でどんな力を持っているのか、続きの巻でどう見せてくれるのか楽しみです。

## 悪い所

- 過去の回想や心理描写そのものは悪くないものの、前の話をなぞる場面が多い気がする。**ストーリーがほとんど進まないまま一冊が終わる**のは、正直ちょっとしんどい。
- 本編とくらべると**麻雀はサブくらいの扱い**で、メインはプロたちの過去です。誰かを思う気持ちでそれぞれが変わっていく話が中心で、対局の熱さを期待すると肩すかしかもしれません。
- 絵の雰囲気がどれだけ好きでも、**麻雀という題材そのものが合わない**と、続きを買うかは迷うところです。麻雀ものだと知らずに手に取ると、予想とのずれが大きいでしょう。
- 麻雀の強い子は**家庭環境か性格のどちらかに問題を抱えている**ことがほとんどです。あちこちで離婚したり行方がわからなくなったりするので、さすがに多すぎないかと苦笑いしてしまいました。
- スピンオフがまた増えたのかという気持ちは正直ある。しかも**子どもの時点で本編のキャラよりはるかに強い人**がぞろぞろ出てくるので、強さの面でちょっと恐ろしい。
