# めんつゆひとり飯

## 基本情報

- 著者: 瀬戸口みづき
- 連載: まんがライフオリジナル
- ジャンル: 青年マンガ、コメディ・日常、4コマ漫画、料理・グルメ漫画
- 評価: 8.3/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年09月17日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/8c9a93b5-f573-4381-a60d-05cd9bbe0010

## あらすじ

仕事帰りの台所に立つ気力なんて、そうそう残っていない。それでもうまいものは食べたい。通販会社勤めの独身OL・面堂露がたどり着いた答えが、出汁も醤油もみりんも全部入りの万能選手、めんつゆだった。冷凍ポテトで肉じゃが、切って和えるだけのアボカドねぎとろ丼。手間を削っても食卓は驚くほどごきげんになる。一方、出汁から取る同期の秘書・十越いりこは、そのやり方に呆れながらもうまさに唸ってしまう。やがて二人の頭の中には互いの姿が住み着き、言い訳とツッコミの応酬が始まる。肉と油に命を懸ける先輩、無理して大盛りを頼む後輩。料理への考え方はてんでばらばらなのに、誰も相手を否定しない。読み終えるころには、めんつゆの瓶を手に取りたくなる、ゆるくて優しいひとり飯！

## この漫画を読むのに向いている人

- **平日の夜に台所に立つ気力が残っていない**日が多くて、それでも外食や惣菜には頼りたくない人
- 手の込んだ料理も手抜きごはんも、**どちらが正しいと決めつけない**ゆるい距離感の話が好きな人
- 仕事で疲れた夜に、**一話ずつだらだら読める料理まんが**をお守りみたいに置いておきたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 調味料を使い分けて味を組み立てるのが好きで、**ひとつの味に寄りかかる料理**に物足りなさを感じる人
- **同じ形の掛け合いが何度も繰り返される**のが苦手で、話ごとに物語が大きく動く漫画を求める人
- レシピ本の代わりに使いたくて、**手順も材料も最後まで簡単なまま**であってほしいと思う人

## 良い所

- 主人公と同期の掛け合いがとにかく楽しくて、仕事終わりの夜にだらだら読むのにちょうどいい。**構えずに読める軽さ**があるのに、ズボラと言いつつ平日夜に包丁を出す勤勉さがおかしい。
- 料理しているとお互いの脳内に相手が現れて口を出してくる。この**頭の中で始まる言い訳とツッコミの応酬**という思いつきがいい。読みながらつい自分の手抜き自炊を言い訳したくなった。
- ひとり暮らしだと疲れた日ほど作る気が失せますが、この漫画は**自炊のハードルをぐっと下げてくれます**。使う調味料を白だしやポン酢に変えれば幅も出ますし、一話完結でさくさく読めるのも助かります。
- 変わった人ばかり出てくるのに誰も角を立てない。**言い合いにならないゆるい職場の空気**が読んでいて心地いい。アボカドとねぎとろを丼にする回を見て、その晩に同じものを作ってみた。
- 冷凍食品やチューブをためらいなく使うので、そのまま台所で真似できます。登場人物はそれぞれ食への考えが違うのに、**自分のこだわりを人に押しつけない**描き方なのがうれしいところです。

## 悪い所

- 続くうちに材料も手間も増えてきて、白味噌やナンプラーが平然と出てくる。うちの棚にそんなものはない。**手軽さが看板のはずなのに遠ざかっていく**のが寂しかった。
- 自家製チャーシューまで作りだしたあたりで、これはもう時短でも何でもないと思った。**ネタ切れを自分でネタにしてしまう**ところも含め、初めの潔さがだんだん薄れてきた気がする。
- 食べなくても味が想像できてしまうので、途中から舌のほうが先に飽きてきた。**ひとりでボケてひとりで拾う掛け合い**も繰り返しが目につく。四コマとして軽く流し読むぶんには楽しめる。
- 一時期なんでもめんつゆで済ませていたけれど、どれを食べても甘さが似てきて結局やめた。**一本の調味料に寄りかかる限界**には作中で触れられないままなのがもやもやする。
- 主人公の手抜き飯にいちいち噛みつく年下の男が、何度出てきても態度を改めない。**姉思いを言い訳にした押しつけ**が読んでいてしんどく、そこだけページを飛ばした。
