# シマウマ

## 基本情報

- 著者: 小幡文生
- 連載: ヤングキング
- ジャンル: サスペンス・ミステリー、バイオレンス・アクション
- 評価: 7.2/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年09月24日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/93db8872-4f04-4872-8715-58d379c522a4

## あらすじ

美人局で小銭を稼いでいた青年のもとに、ある日、原形をとどめないほど壊された仲間の顔写真と、抜き取られた肋骨が届く。ヤクザを嵌めた報いだった。追いつめられた彼が知ったのは、闇の復讐代行「回収屋」。法では裁けない恨みを金で請け負い、死よりも重い絶望を相手に返す連中だ。むごい制裁の現場を見せつけられた青年は、喰われる側から喰う側へまわると決め、「ドラ」の名で一味に加わる。壊すことを楽しむ青年、相手の尊厳をへし折る美女と組み、依頼をこなしていくドラ。だが復讐は新たな血を呼び、裏社会との抗争、元締めの正体、母親をめぐる過去の因縁へと話は転がっていく。怖いのに、次の依頼がどう転ぶか目で追ってしまう。因果応報を容赦なく貫く、血まみれの復讐劇！

## この漫画を読むのに向いている人

- グロい場面にもある程度耐性があり、**法で裁けない悪への徹底した仕返し**を最後まで見届けたい人
- **一話完結の復讐劇と本筋の謎**が並行して進み、だらけずに読める裏社会ものを探している人
- **描かれない心の動きを自分で読み取る**のが好きで、ろくでなしたちの人間ドラマに惹かれる人

## この漫画を読むのに向いていない人

- **拷問や凄惨な人体損壊を伴う暴力描写**を見ると、作り話と割り切れずにしばらく気分が沈んでしまう人
- 罰を受けるべき本人だけでなく、**無関係な家族や恋人まで巻き込まれる展開**を読むのがつらい人
- **動機や設定の筋がきっちり通った復讐もの**を求めていて、勢い任せの展開につい引っかかってしまう人

## 良い所

- いじめられる弱い者が急に強くなる展開は、いつもなら「所詮は漫画だし」と冷めてしまうところです。でもこの作品は**弱い人間が狂気をつかんで化ける瞬間**に説得力があり、無茶な話なのに無理を感じませんでした。
- 現代の日本が舞台なのに、中世でもここまではしないだろうという拷問が出てきます。それでも**暴力が痛快さに変わる不思議な読後感**があって、読み終えると妙にすっきりしているのが自分でも意外です。
- 死よりも深い絶望を与える復讐は、正直かなり怖いです。ただ**一話ごとの復讐劇と仲間たちの物語が同時に進む**つくりなので飽きがこず、怖いのに次の話をつい開いてしまいます。
- 僕が惹かれたのは、復讐代行の仕事ぶりより、そこで生きるクズたちの人間ドラマだ。気持ちを口に出さないぶん心理は読みにくいが、**語られない本音を自分で読み取る面白さ**がある。
- グロさは耐性があれば意外と平気で、むしろ主人公のかっこよさと仲間のかわいさにキュンとしました！**狂気の合間にふっと笑えるコマ**があるのもツボで、結局紙の本まで買っちゃいました。

## 悪い所

- 暴力と謎を絡めた漫画は多いですが、これは動機づけが弱く感じます。ボス格がコップを噛み砕く場面で冷めてしまい、**痛いだけで意味のない行動**を大物らしさの演出にされても納得できませんでした。
- 理解しようとしましたが無理でした。主人公は嘘をつけないのに依頼人の嘘は許されるなど、**仕事のルールも金勘定も筋が通らない**のです。あれだけ痛めつけられても傷跡が残らないのも気になります。
- 面白いけれど、正直やり過ぎだ。標的と関係のない娘や奥さん、恋人までひどい目にあう。**巻き添えになる女性があまりに多く**、登場する女性の大半がかわいそうに見えてくる。
- 普通に面白いけど、**主人公だけが喧嘩に強すぎる**のが惜しい。そのせいで本職のヤクザや不良があっさりやられ、張りつめた場面のはずなのにちょっと萎えてしまう。
- この手の漫画は時々読みますし、もっと残酷な作品も知っています。それでも本作は**胸に後味の悪さがこびりつく残酷さ**で、痛めつける過程の描写に耐えられず、途中でギブアップしました。
