# いびってこない義母と義姉

## 基本情報

- 著者: おつじ
- 連載: comic POOL
- ジャンル: コメディ、少女・女性漫画、ファミリー・日常
- 評価: 8.8/10
- 最終更新日: 2026年08月26日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/93dcf7f4-5af0-4c26-a1a4-87869e49a9c3

## あらすじ

母を亡くした少女・美冶が引き取られたのは、屋敷を構える名家の本家。妾の子である自分はきっといびられる、どんな仕打ちも耐えようと覚悟して門をくぐった。ところが待っていたのは、悪役顔で威圧感たっぷりなのに底なしに優しい義母と、口は悪いくせに義妹を可愛がりたくてたまらない義姉ふたり。薄汚れていると言いながら丁寧に湯で洗い、可愛い服を着せ、実母への敬意から自分を「マミー」と呼ばせる。予想の斜め上をいく歓待に戸惑い、ツッコミを入れ続けるうち、美冶は本物の家族のぬくもりを知っていく。やがて義姉たちの通う女学園に進み、持ち前の健気さと怪力で同級生たちも巻き込んでいく。悪人がひとりも出てこない、やさしさだけでできた家！

## この漫画を読むのに向いている人

- ドロドロした人間関係に疲れていて、**悪人がひとりも出てこない優しい世界**にひたって肩の力を抜きたい人
- 見た目は怖いのに中身は愛情だらけという、**落差で笑わせるコメディ**をゆるゆる楽しみたい人
- いびられて耐える話ではなく、**ひたすら愛されて甘やかされる展開**だけを安心して読みたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 話が進むごとに状況が変わる展開を求めていて、**毎回おなじみの型を繰り返す作り**だと飽きてしまう人
- 主人公が自分を卑下するやりとりが多めなので、**自虐まじりのひとりごと**が続くと気持ちが沈む人
- 家族の関係がこじれていく緊張感や、腹の探り合いのような**張り詰めた駆け引き**を読みごたえに求める人

## 良い所

- 顔つきは完全に意地悪な義母と義姉なのに、口を開けば愛情しかない。この**見た目と中身の落差**にやられた。マミーの顔の迫力がすごいのに人間ができていて、周りから尊敬されているのも納得。
- シンデレラの継母と義姉が超いい人だったら、という逆転の発想がいい。金も権力もある強い人たちが弱い者にめっぽう優しくて、**だらだら読んでいるだけで癒される**。読み手のこっちまで愛されている気分になれる。
- 流行りのやつね、と思って読み始めたら、まさかの変化球でした。**誰も傷つかない優しい世界**で、気付いた時には購入ボタンを押していました。マミーの厳しくも温かい言葉に涙腺がゆるみます。
- マミーは悪役みたいな低い声で喋るのに、口から出るのは**いたわりの言葉だけ**。毎回おなじみの登場の仕方なんだけど、むしろそれが見たくて読んでしまう。ワンパターンを笑いながら受け入れている自分がいる。
- ただ甘やかすだけでなく、学んでほしいこと、力をつけてほしいことをちゃんと考えて与える親でした。**信じて任せるという愛情の形**に胸が熱くなります。自慢の娘、自慢の妹と言ってもらえる嬉しさが伝わります。

## 悪い所

- 無料分で癒されて購入まで進んだ口ですが、長く続く作品になるとダレそうだとは思います。**同じ展開が続くと飽きが来そう**なのは否めません。この先どう続けていくのかが気になります。
- 褒め言葉としてワンパターンの美学と言いたくなる回もある。ただ、**マミーと愛犬の出番が少ない**話はどうしても物足りない。あの二人が暴れてこその作品だと思っている。
- 面白いんだけれど、そろそろ似たパターンが続くことに飽きも出てきました。学校に通うようになって舞台は変わったものの、**基本の型がずっと同じ**なので刺激は薄いです。
- 登場人物がどんどん増えてきて、**マミーの押し出しがやや薄く**なってきた気がする。顔ぶれが増えた分ひとりあたりの見せ場は減っていて、そこはちょっと寂しい。前の濃さが恋しくなる。
- 奥方様の優しさと、それにめろめろになる周りを見ていたい作品なので、**堅苦しい新顔の登場**はいらない気もします。学園の場面も毎回同じ顔ぶれになってきました。
