# RAVE

## 基本情報

- 著者: 真島ヒロ
- 連載: 週刊少年マガジン
- ジャンル: ファンタジー、バトル・アクション
- 評価: 8.2/10
- 最終更新日: 2026年08月19日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/93fc2432-301f-4c4d-bef1-4e58cdef85b2

## あらすじ

光の聖石と闇の魔石がぶつかった大破壊から五十年。世界の十分の一を失った傷はまだ癒えないまま、闇を束ねる組織がふたたび影を広げていた。小さな島でのんびり暮らしていた少年ハルは、海で釣り上げた奇妙な生き物との出会いをきっかけに聖石レイヴを託され、二代目レイヴマスターとなる。世界に散らばった石を探す旅で、記憶をなくした少女や銀を操る若者、誇り高い戦士と巡り会い、悪の首領へ一歩ずつ近づいていく。笑える掛け合いの裏では、父との別れや少女の出自が少しずつ形を変えていく。そうして張りめぐらされた糸は、終盤でまとめて一本につながる。剣と仲間の想いだけを頼りに世界の終わりへ挑む、王道ファンタジーの大冒険！

## この漫画を読むのに向いている人

- 序盤でさりげなく置かれた小さな要素が、物語の**終盤で一本の線につながる瞬間**にしびれたい人
- 剣と魔法の**まっすぐな王道ファンタジー**を、笑いも涙も込みにして最後まで一気に駆け抜けたい人
- 旅の仲間が増えるにつれて、**別れや因縁の重さ**まで背負っていく長い物語を腰を据えて読みたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- どこかで見た設定に敏感で、**先行作品との重なり**が見えてしまうと物語に入り込めなくなる人
- 戦いの理屈をきっちり積み上げてほしくて、**力関係が場面ごとに揺れる展開**がどうにも苦手な人
- 少年誌らしい必殺技の呼び名や**ノリ重視の掛け合い**を、どうしてもこそばゆく感じてしまう人

## 良い所

- 終盤で明かされる時の番人の生き方に、不覚にも泣かされました。あっさり退場したと思っていた分だけ驚きが大きくて、**語り継がれる伏線の畳み方**という評判にも今なら全力でうなずけます。
- バトルも笑いもぎっしり詰まっているのに、どちらかが邪魔をしてこない。**緩急の置き方**が肌に合っていて、これぞ剣と魔法だと言いたくなる絵と世界観が心地よかった。
- 表紙のゆるい生き物のせいでギャグ漫画だと侮っていた自分を殴りたい。正義感の塊みたいな主人公も好きだし、**正体の読めない相棒生物**が気になって仕方ない。
- 父との別れも、少女が記憶を取り戻す場面も、涙腺がまるで持ちこたえてくれません。ギャグの人という思い込みが吹き飛ぶくらい、**物語の重みと深み**に打ちのめされました。
- 何者でもない少年が力に目覚め、謎の少女と出会い、世界を救う旅に出る。この**まっすぐな王道の型**にどうしようもなく弱い自分がいて、何度読んでも胸が熱くなる一作。

## 悪い所

- 話の流れもキャラの並びも主要な組み立ても、あの海賊漫画とどうしても重なって見えてしまう。**どこかで見た筋書き**が最後まで頭から離れず、素直に入り込めなかった。
- 評判を信じて読み始めたのに、ギャグらしき場面がどれも見たことのある型ばかりで笑えません。泣けると言われた場面でも気持ちが動かず、**感情移入の入口**が見つからないままでした。
- B級のRPGを眺めている気分になります。何でもありに近い理屈のせいで、**歴然としたはずの力の差**があっさりひっくり返り、強さの物差しがいつまでも定まらない。
- 終盤の決戦で似た流れが何度も繰り返され、正直だれてきました。テンポを優先したのか**見せ場の駆け足ぶり**も引っかかり、あっけなく片づく相手には物足りなさが残ります。
- 必殺技の呼び名はどうにもこそばゆく、戦いの最中の掛け合いも滑って聞こえる。敵側の動機まで拍子抜けする小ささで、**乗りきれない引っかかり**が最後まで消えない一作。
