# capeta

## 基本情報

- 著者: 曽田正人、冨山玖呂
- 連載: 月刊少年マガジン
- ジャンル: モータースポーツ、少年漫画
- 評価: 9.6/10
- 最終更新日: 2026年07月03日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/9a705cb6-a5da-4b9d-9cc8-32c3ae7c4443

## あらすじ

何をやっても本気になれない少年カペタ。母を亡くし、忙しい父に気を遣いながら退屈な毎日を送っていた。ある日、父が仕事先の廃材で組み上げた手作りカートが、彼の運命を変える。フレームは曲がり、真っすぐ走らない一台。それでもカペタは持ち前の感覚でカートを操り、初めてのサーキットで度胸ある走りを見せる。生涯のライバルとなるエリート、源奈臣との出会い。資金難にぶつかりながらも、親友や父と組んだチームで頂点を目指す。カートからフォーミュラへ、そして世界の強豪が集うマカオへ。才能と仲間の支えだけを頼りに駆け上がる、熱きレース青春譚！

## この漫画を読むのに向いている人

- 車もレースもまるで知らないけれど、**理屈抜きで胸が熱くなる物語**にとことんのめり込みたい人
- 才能だけでは越えられない壁に、**工夫と仲間の支えで食らいつく主人公**へ、思いきり声援を送りたい人
- 勝負の激しさだけでなく、**登場人物の心の揺れまでじっくり描く熱さ**をゆっくり味わいたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 昔ふうの**劇画調の絵柄**が最初のハードルになりやすく、そこで読む手が止まってしまいそうな人
- 王道のサクセスものとして、**最高峰の舞台まで描き切る結末**を、どうしても最後まで見届けたい人
- 主人公が何度も苦戦を重ねてもがく展開や、**伏線を丁寧に張る構成**をじっくり楽しみたい人

## 良い所

- 車にもレースにもまるで興味がなかったのに、読み進めるほど胸が熱くなりました。ライバルや親友との関わりも含めて、毎戦**ハラハラさせられる展開**にすっかり夢中です。
- 誰より速いのに資金の壁に苦しみながら、それでも歯を食いしばって前へ進んでいく主人公。**不可能を可能にしていく姿**にただただ胸を打たれて、思わず泣きそうになった。
- 仲間みんなが手作りで彼を後押しする場面に、私は思わず涙腺がゆるみました。努力する姿にだんだん人が集まっていく流れが**じんわり心にしみる熱さ**で、すごく好きです。
- どんなに厳しい状況でも常に最善を考え抜く、そこがこの主人公の真骨頂だと思う。読むたびに**自分にも熱が移るような感覚**があって、何度もめくり返してしまう。
- 白熱のレース展開もスピード感も、走者の心の揺れも、どれも読み手をぐいぐい引き込みます。最後尾からごぼう抜きする場面では**特攻としか言えない気迫**に震えました。

## 悪い所

- 正直はじめは、いかにも昔ふうの劇画調の絵に馴染めませんでした。ただ話の熱量に押されるうちに**絵の癖が気にならなくなる**から不思議なもので、最後はどっぷりでした。
- 最初から最後まで文句なしに面白くて、ぐいぐい引き込まれました。ただひとつだけ、主人公の**F1での活躍が見られない**のが、私にはとてもとても心残りでした。
- ラストの勝負、相手がマシンを痛めていた事情はあるにしろ、やっぱり**主人公無双に映ってしまう**決着でした。そこはちょっと微妙かなと感じたのが正直なところ。
- 終盤はどこか駆け足でまとめた印象があって、少し物足りなかったです。最後の最後に**色恋の話を一気に片づけた**あたりも、私には少し慌ただしく見えました。
- 一話ごとの完成度は高くて面白いのに、天才があっさり困難を越えていくぶん、**物語が浅く映る**瞬間もあった。全体の伏線の張り方には物足りなさが残る。
