# 先生！

## 基本情報

- 著者: 河原和音
- 連載: 別冊マーガレット
- ジャンル: 恋愛、純愛、学園
- 評価: 8.3/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年10月04日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/9cd1084f-10af-415c-8a07-dda3d6042ac6

## あらすじ

恋をしたことがなかった高校2年生の島田響。ある日の出会いをきっかけに、同じ学校で社会科を教える伊藤先生を好きになってしまう。大人でクールな先生は、まっすぐぶつかってくる響になかなか振り向かない。友達の千草や浩介に支えられ、二人の距離は少しずつ縮まっていく。部活に受験にと、高校生らしい悩みも尽きない。けれど先生の元恋人が教育実習生として現れ、二人の秘密を知った後輩までぐいぐい迫ってくる。おたがい言葉が足りないせいで、すれ違いが続いていく。スマホもSNSもない時代の、手さぐりの恋。先生と生徒という立場の重さを抱えたまま、それでも相手を信じようとする不器用な純愛！

## この漫画を読むのに向いている人

- **教師と生徒のせつない恋**をじっくり読みたい人、学生のころ先生にひそかに恋をした覚えがある人
- ドタバタより、**すぐそばにありそうな現実的な恋**と、ていねいな心理描写を楽しみたい人
- 恋だけでなく友情や受験の悩みもまじえた、**まっすぐな主人公の等身大の青春**を見守りたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 生徒が先生の家を訪ねるような**今では考えにくい設定**より、今の感覚に近い学園恋愛を読みたい人
- 言葉足らずのすれ違いが続くより、**誤解がすぐ解けるテンポのよい恋愛**をすっきり読みたい人
- お決まりのライバル登場など先が読める展開より、**予想を裏切るひねりのある恋愛もの**を求める人

## 良い所

- ストーリーはありがちでも、**一人ひとりの気持ちを追う心理描写**がていねいで、どろどろした感じもありません。悩んでもがく姿に、漫画の枠を超えた等身大の人間を感じます。
- 少女漫画にありがちなドタバタはほとんどなく、問題が起きても淡々と片づいていく。思ったより地味だけど、**すぐそばにありそうな現実的な恋**だからこそ、よけいにときめく。
- スマホもSNSもない時代だから、すれ違いもアナログ。**生徒の純粋な恋と、教師という立場の葛藤**が切なく描かれていて、先生に恋したことがある人ならキュンとくるはず。
- 大人とくっつく意味を、高校生はまだわかっていません。それでも**生徒との恋に腹をくくる先生**の姿にグッときて、キュンキュンしました。響の等身大の想いもまぶしいです。
- 恋だけじゃなく、友情や部活、受験の悩みまできちんと描かれているのがいい。冗談を言い合える仲のよさも楽しく、**恋の大事なことを教えてくれる指南書**みたいな漫画だと思う。

## 悪い所

- 生徒が先生の家に押しかけたり、電話番号がすぐわかったり、**今では考えにくい90年代の設定**があちこちに出てくる。懐かしいと思える人はいいけど、若い読者には不自然に映るかもしれない。
- **ネタ自体はベタで先が読める**展開が多めです。嫌な女のライバルや新入生の登場もお決まりで、できすぎな場面もちらほら。そこは目をつぶって読みました。
- 響も先生も**言葉足らずで誤解が解けない**。ちゃんと説明すればすむのに、なぜそれをしないのか。先生の真意もなかなか見えず、読んでいてモヤモヤが続く。
- **やっと付き合えた二人をかき回す恋敵**の存在がつらい。先生の元恋人はとにかく嫌な女でむかつくし、二人の秘密を知って強気に迫る後輩男子のぐいぐい来る感じも少し苦手だった。
- 今読み返すと、**主人公の響がちょっと幼く**見えるところがある。付き合うまでも早く、抱きしめられたりキスされたりとキャパオーバーな出来事が立て続けに起こる。高校生って忙しいなあ。
