レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
ホイッスル! の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ホイッスル!
完結著者: 樋口大輔
連載: 週刊少年ジャンプ
評価: 8.4/10
あらすじ
サッカーが好きで好きでたまらないのに、背が低いという理由だけで名門校の三軍に置かれ、ボールにも触れさせてもらえず、雑用ばかりの毎日。それでもどうしても蹴りたい少年は、公立の中学へ転校する。ところが名門のレギュラーが来たと勘違いされ、下手さがばれて居場所をなくしてしまう。逃げ出した先で彼が選んだのは、ひとりで黙々とボールを追い続けることだった。その泥くさい姿に、才能を持て余していた同級生たちが少しずつ心を動かされ、新しいチームがかたちになっていく。うまくない主人公が、諦めないという一点だけで仲間を変えていく王道の中学サッカー!
読む前に確認したい相性
向いている人
- もともと才能がある主人公ではなく、下手なところから始まる努力の物語に素直に胸を打たれたい人
- 必殺技のような要素がない、地に足のついた中学部活もののスポ根をじっくり味わいたい人
- 試合の場面だけでなく、思春期の葛藤まで丁寧に描く群像劇として部活漫画を読みたい人
向いていない人
- 結末まできれいに畳まれた物語を求めていて、唐突に区切られたラストが受け入れられない人
- 一気に強くなっていく派手な展開が好きで、地道な自主練の積み重ねを退屈に感じてしまう人
- 競技そのものの描写だけを追いかけたくて、人間関係に重心が寄る作りをわずらわしく思う人
良い感想・レビュー
- 主人公がとにかく下手くそなところがいい。実は才能があった、という展開に最後まで逃げないので、まっすぐな努力だけで周りを変えていく姿に説得力が生まれる。
- 補欠だった頃の自分と重なる。背が低いというだけで練習にも入れてもらえない出だしがあるから、うまくない側から始まる物語として素直に信じられる。
- 超能力めいた必殺技もライバルの覚醒もない。飾りけのないスポ根としての気持ちよさがあり、絵もきれいなので、今読み返しても古さをまるで感じない。
- サッカーの場面だけじゃなく、登場人物ひとりひとりにちゃんと事情がある。思春期の焦りや意地まで拾う人物描写は、部活でくすぶっていた中学時代を思い出させる。
- 何年かおきに全巻を読み返しているが、まるで飽きない。サッカーへの執着が怖いくらいの主人公が、つらい場面をひとつ越えるたびに目頭を熱くさせる。
悪い感想・レビュー
- これから盛り上がるというところで、話がぷつりと終わってしまう。急に畳まれたような幕の引き方のせいで、読み終えて何日たってももやもやが消えない。
- 部活のチームで戦う場面を、もっと見ていたかった。古巣との再戦を残したまま選抜へ舞台が移る方向転換があり、いちばん見たかった一戦は結局おあずけのまま。
- 話が終盤に近づくほどキャラクター人気に寄っていく作りかたが目についてくる。競技としての試合や練習そのものを、もっと素直に描いてほしかった箇所でもある。
- 読み進めるうちに、つじつまの合わなさや主人公のちょっとした奢りや身勝手さが目につきはじめる。それを輝くものとして描かれると、素直には乗れなくなる。
- 最後についた区切りが、どうしても素直には飲み込みきれない。主人公を追いつめるだけで終わる結末を選ぶのなら、その先の一歩まで見せてほしかった。
良い感想・レビュー
- 主人公がとにかく下手くそなところがいい。実は才能があった、という展開に最後まで逃げないので、まっすぐな努力だけで周りを変えていく姿に説得力が生まれる。
- 補欠だった頃の自分と重なる。背が低いというだけで練習にも入れてもらえない出だしがあるから、うまくない側から始まる物語として素直に信じられる。
- 超能力めいた必殺技もライバルの覚醒もない。飾りけのないスポ根としての気持ちよさがあり、絵もきれいなので、今読み返しても古さをまるで感じない。
- サッカーの場面だけじゃなく、登場人物ひとりひとりにちゃんと事情がある。思春期の焦りや意地まで拾う人物描写は、部活でくすぶっていた中学時代を思い出させる。
- 何年かおきに全巻を読み返しているが、まるで飽きない。サッカーへの執着が怖いくらいの主人公が、つらい場面をひとつ越えるたびに目頭を熱くさせる。
悪い感想・レビュー
- これから盛り上がるというところで、話がぷつりと終わってしまう。急に畳まれたような幕の引き方のせいで、読み終えて何日たってももやもやが消えない。
- 部活のチームで戦う場面を、もっと見ていたかった。古巣との再戦を残したまま選抜へ舞台が移る方向転換があり、いちばん見たかった一戦は結局おあずけのまま。
- 話が終盤に近づくほどキャラクター人気に寄っていく作りかたが目についてくる。競技としての試合や練習そのものを、もっと素直に描いてほしかった箇所でもある。
- 読み進めるうちに、つじつまの合わなさや主人公のちょっとした奢りや身勝手さが目につきはじめる。それを輝くものとして描かれると、素直には乗れなくなる。
- 最後についた区切りが、どうしても素直には飲み込みきれない。主人公を追いつめるだけで終わる結末を選ぶのなら、その先の一歩まで見せてほしかった。
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