# 鬼ゴロシ

## 基本情報

- 著者: 河部 真道
- 連載: 週刊漫画ゴラク
- ジャンル: バイオレンス、復讐劇、サスペンス
- 評価: 9.1/10
- 最終更新日: 2026年04月26日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/9e244e0d-d721-4858-b312-d90f98611202

## あらすじ

1991年に起きた一家殺人事件の犯人として、15年の刑期を終えた坂田周平。しかし、彼が失った記憶の裏には、町を支配する「鬼」たちの悍ましい陰謀が隠されていた。河部真道が圧倒的な熱量で描き出す、暴力と狂気が渦巻く至高のバイオレンス・復讐サスペンス！

## この漫画を読むのに向いている人

- 登場人物の脂汗や熱気が**画面越しに伝わってくるような圧倒的な画力**に引きずり込まれる感覚が好きな人
- 復讐劇と思って読み始めたら、その先に**予想を覆す重厚なテーマ**が待っていた、という読書体験を求める人
- 剥き出しの怒りや悲しみが**バトルに直結する情念の激突**を、骨太な画面で体感するように読みたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 人体欠損や凄惨な拷問など、**目を背けたくなるほどの残酷描写**が容赦なく続くことに耐性がない人
- 激しい感情が渦巻くダークな展開に、**読み終えた後の精神的な疲労感**が大きいと感じてしまう人
- 救いのある展開や**明るい読後感を前提に**、重量感のある漫画でも最終的に希望を感じたい人

## 良い所

- ページをめくるたびに、登場人物たちの**脂汗や熱気が画面越しに伝わってくるような圧倒的な画力**に圧倒されました！ただの復讐劇かと思いきや、物語が進むにつれて町の成り立ちや巨大な陰謀へと繋がっていく構成が本当に見事です。
- 主人公の周平はもちろん、敵対するキャラまでもが**「人間としての欲望」を極限まで剥き出しにしている**のが凄まじい。善悪を超えた執念のぶつかり合いに、読んでいて心臓がバクバク鳴りっぱなしでした。
- バイオレンス描写が非常に激しいのですが、それが単なる演出ではなく、**逃げ場のない狂気に満ちた世界観**を構築するのに不可欠な要素になっています。バイオレンス漫画の歴史を塗り替えるような、とんでもない熱量を感じました。
- 一見すると複雑に見える人間関係や勢力争いも、読み進めるうちに**パズルのピースがカチリとはまるような快感**がありました。後半に向けての盛り上がりと収束のさせ方は、まさに職人技と言えるクオリティです。
- 全16巻を読み終えた後、**凄絶な物語を見届けたというズッシリとした達成感**と、心地よい疲労感に包まれました。最後までブレることなく、鬼気迫る展開を貫き通したこの作品に出会えて、本当に良かったです。

## 悪い所

- 人体の欠損や凄惨な拷問など、**目を背けたくなるような残酷描写が容赦なく続く**ため、耐性がない人には絶対におすすめできません。読んでいる最中に、気分が悪くなってしまうほどの毒気がある作品です。
- キャラクターの描き分けが非常に濃いのですが、**アクションシーンの動きが激しすぎて戦況が把握しにくい**場面がたまにありました。誰がどこでどう動いているのか、何度かページを戻って確認する必要があったのが少し残念。
- 中盤、物語の風呂敷が大きく広がりすぎて、**「この伏線は本当に回収されるのか？」と不安になる時期**がありました。最終的にはまとまりますが、連載で追っていたら、少し展開の遅さにヤキモキしたかもしれません。
- **登場人物全員が狂っている、あるいは救いようのない人間**ばかりなので、感情移入できる「まともなキャラ」を求めている人には向きません。常に最悪の状況が更新されていくため、読んでいて精神的にかなり削られます。
- セリフの回し方や独特の比喩表現が、**たまに難解すぎて意図を掴みかねる**ことがありました。世界観に浸るには最高なのですが、気軽にさらっと読める娯楽作品ではないことを、覚悟して読み始める必要があります。
