レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
源氏物語 あさきゆめみし の感想と評価(良いところ、悪いところ)
源氏物語 あさきゆめみし
著者: 大和和紀
連載: mimi
評価: 9.3/10
あらすじ
桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏は、輝くばかりの美貌ゆえに「光る君」と呼ばれ、亡き母に似た継母・藤壺への恋心を胸に抱いて生きる。理想の女性へと育て上げた紫の上を妻としながらも、正妻の葵の上、誇り高い六条御息所、儚い夕顔など身分を問わない恋を重ね、栄華と破滅の両方を味わっていく。密通の露見で須磨へ追われるも都へ復帰し六条院で権勢を極めるが、晩年は降嫁した女三の宮の不義密通によって、かつて自らが父に犯した罪の因果応報を突きつけられ悔悟する。物語は源氏の血を継ぐ薫と孫の匂宮の代に移り、宇治で暮らす八の宮の姫君たちを巡る愛憎劇が、幾世代にもわたって織り継がれていく平安絵巻!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 漫画を通して源氏物語の全体像をつかみ、古典の勉強にも役立てたい人
- 平安時代の恋愛模様や貴族社会が織りなす人間ドラマをじっくり味わいたい人
- 美麗な絵で描かれる装束や調度品など王朝文化の雅やかさに浸りたい人
向いていない人
- 似た髪型・装束の登場人物を絵だけで見分けるのが苦手な人
- 光源氏の奔放な女性関係に倫理的な違和感を覚えると読み進めづらくなる人
- 血縁関係が複雑に絡み合う群像劇を最後まで追いかけるのが苦手な人
良い感想・レビュー
- 古典が苦手で源氏物語も敬遠していたのに、漫画になった途端にすらすら頭へ入ってきて驚いた。平安絵巻の雅やかさに気づけばすっかり夢中になっていた自分がいた。
- 六条御息所を嫉妬深いだけの女として描かず、誇り高さと哀しみを両方見せる細やかな人物描写に唸らされる。大和和紀の筆力をあらためて実感する作品だと思う。
- 髪型も装束もほぼ同じ平安貴族が何十人も登場するのに、それでも一人ひとり見分けられるように描き切る絵の緻密さには、ただただ感心するしかなかった。
- 読む年齢によって印象がころころ変わる不思議な作品で、若い頃は気にならなかった人物の弱さが今読むと胸に刺さってくる。読み返すたび発見がある物語だと感じる。
- 千年前に書かれた物語なのに嫉妬や未練といった感情が今とほとんど変わらず描かれていて、恋愛模様の生々しさに何度も驚かされる、そんな一冊だと感じている。
悪い感想・レビュー
- 髪型も衣装もほぼ同じ平安貴族が次々に登場するせいで、しばらく読んでいると誰が誰だかまったくわからなくなってしまい、読むたびにほとほと困っている。
- 光源氏が藤壺へ抱いた思慕をそのまま紫の上にも重ねていく場面には、父と同じ過ちを繰り返していく怖さを感じて、読みながら背筋がぞっとしてしまった。
- 身分を問わず次々と女性を渡り歩いては思い悩む光源氏の振る舞いに、現代の感覚で読むと身勝手さばかりが気になってしまい、なかなか素直に感情移入できない。
- 話が進むにつれて年齢で容姿も呼び名も変わっていき、血縁関係もどんどん込み入ってくるので、人物相関の把握にはいつもかなり手こずらされてしまう。
- 六条御息所の怨念が晩年まで尾を引いていく展開には、優雅な世界の裏に隠れたどろどろとした因果の重さを感じて、読んでいてどうにも胸が痛くなってくる。
良い感想・レビュー
- 古典が苦手で源氏物語も敬遠していたのに、漫画になった途端にすらすら頭へ入ってきて驚いた。平安絵巻の雅やかさに気づけばすっかり夢中になっていた自分がいた。
- 六条御息所を嫉妬深いだけの女として描かず、誇り高さと哀しみを両方見せる細やかな人物描写に唸らされる。大和和紀の筆力をあらためて実感する作品だと思う。
- 髪型も装束もほぼ同じ平安貴族が何十人も登場するのに、それでも一人ひとり見分けられるように描き切る絵の緻密さには、ただただ感心するしかなかった。
- 読む年齢によって印象がころころ変わる不思議な作品で、若い頃は気にならなかった人物の弱さが今読むと胸に刺さってくる。読み返すたび発見がある物語だと感じる。
- 千年前に書かれた物語なのに嫉妬や未練といった感情が今とほとんど変わらず描かれていて、恋愛模様の生々しさに何度も驚かされる、そんな一冊だと感じている。
悪い感想・レビュー
- 髪型も衣装もほぼ同じ平安貴族が次々に登場するせいで、しばらく読んでいると誰が誰だかまったくわからなくなってしまい、読むたびにほとほと困っている。
- 光源氏が藤壺へ抱いた思慕をそのまま紫の上にも重ねていく場面には、父と同じ過ちを繰り返していく怖さを感じて、読みながら背筋がぞっとしてしまった。
- 身分を問わず次々と女性を渡り歩いては思い悩む光源氏の振る舞いに、現代の感覚で読むと身勝手さばかりが気になってしまい、なかなか素直に感情移入できない。
- 話が進むにつれて年齢で容姿も呼び名も変わっていき、血縁関係もどんどん込み入ってくるので、人物相関の把握にはいつもかなり手こずらされてしまう。
- 六条御息所の怨念が晩年まで尾を引いていく展開には、優雅な世界の裏に隠れたどろどろとした因果の重さを感じて、読んでいてどうにも胸が痛くなってくる。





