レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
僕はビートルズ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
僕はビートルズ
完結連載: モーニング
評価: 7.8/10
あらすじ
ビートルズのコピーバンドとして腕を磨いてきた四人組が、解散寸前のもみ合いの末に線路へ落ちる。目を覚ますと、そこは本家がデビューする前の東京だった。誰もまだ知らない名曲が、この世界には手つかずで転がっている。自分たちが先に世へ出せば、刺激を受けた本物はもっとすごい曲を書くはずだ。その狂った情熱に引きずられ、憧れの曲を自作として歌い出す。熱狂は日本を飲み込み、やがて海を越えていく。けれど名曲を騙る後ろめたさは、日ごとに胸を削っていった。憧れと盗みの境目で揺れながら、四人はついに本物と向き合う日を迎える。好きすぎて、なりたくて、届かなかったすべての人へ捧げるロックロマン!
読む前に確認したい相性
向いている人
- もしもの歴史をのぞく物語が好きで、ありえない設定を楽しく転がしてくれる話に乗りたい人
- 音楽に人生を持っていかれた覚えがあり、憧れの存在になりたかった気持ちを思い出したい人
- 才能を盗む後ろめたさを抱えた主人公の揺れを、じりじりしながら追いかけていきたい人
向いていない人
- 他人の作品を自分のものとして世に出す筋書きに、作り手の側として引っかかってしまう人
- 実在の人物を物語へ登場させて喋らせる描き方に、自分の中の思い出を壊されたと感じる人
- 終わりまで丁寧に着地させる長編を読みたくて、駆け足の幕引きだと物足りなく感じる人
良い感想・レビュー
- タイムスリップ物はもう出尽くしたと思っていた私が、このありえないのに読ませてしまう設定にやられました。本家より先に名曲を世へ出すという発想だけで、最後まで引っ張られっぱなし。
- 四人の歌で日本中が沸き返っていく流れがドラマチックで、熱狂が広がっていくうねりにすっかり乗せられた。まだ誰も知らない名曲を武器にどこまで行けるのか、その試行錯誤がとにかくアツい。
- 他人の曲を自分のものだと言い切る後ろめたさが、読んでいる私まで押し潰しにかかってくる。騙す負い目と伝えたい責任の間で揺れる主人公から目が離せず、ずっとドキドキしっぱなしだった。
- バラバラに飛ばされた仲間が一人ずつ戻ってくる前半で、私は何度ももらい泣きしました。新しい音に戸惑いながら惹かれていく人たちの描き方が丁寧で、輪が広がるたびに胸が熱くなります。
- 本家がなかなか出てこないので待ちくたびれていたけれど、終盤の対面で鳥肌が立った。シルエットだけでも格好いい四人を前に震えるバンドを見て、ここへ来るための物語だったのだと思う。
悪い感想・レビュー
- 発想そのものが私にはどうしても飲み込めなかった。何かを作った経験がある人ほど、他人の曲を自分の名前で出すという筋書きに引っかかると思う。面白いのはわかるのに途中で手が止まった。
- はじめのうちはおもしろいと感じて続きを揃えるつもりでいたのに、読むほどにこの世界観への抵抗が強くなって買うのをやめました。発想は好きなのに合わず、妙な後味だけが残っています。
- 出だしの勢いは文句なしなのに、後半へ来て急に気持ちが冷めた。本場へ乗り込んだ後の運びがあっさりしすぎていて、最初と終わりだけ読めば足りてしまう気がする。もったいない。
- 実在の四人に会わないまま進むから許せていたのだと、終盤で思い知らされた。本人たちが登場して喋り出す場面が浅く感じられ、自分の中に生きていた姿を壊された気がして辛い。
- 絵は丁寧で好きな筆づかいなのに、話の運びには引っかかる所が多くて乗り切れませんでした。幕の下ろし方の呆気なさも残念で、もっと長く付き合えると思っていた分だけ物足りません。
良い感想・レビュー
- タイムスリップ物はもう出尽くしたと思っていた私が、このありえないのに読ませてしまう設定にやられました。本家より先に名曲を世へ出すという発想だけで、最後まで引っ張られっぱなし。
- 四人の歌で日本中が沸き返っていく流れがドラマチックで、熱狂が広がっていくうねりにすっかり乗せられた。まだ誰も知らない名曲を武器にどこまで行けるのか、その試行錯誤がとにかくアツい。
- 他人の曲を自分のものだと言い切る後ろめたさが、読んでいる私まで押し潰しにかかってくる。騙す負い目と伝えたい責任の間で揺れる主人公から目が離せず、ずっとドキドキしっぱなしだった。
- バラバラに飛ばされた仲間が一人ずつ戻ってくる前半で、私は何度ももらい泣きしました。新しい音に戸惑いながら惹かれていく人たちの描き方が丁寧で、輪が広がるたびに胸が熱くなります。
- 本家がなかなか出てこないので待ちくたびれていたけれど、終盤の対面で鳥肌が立った。シルエットだけでも格好いい四人を前に震えるバンドを見て、ここへ来るための物語だったのだと思う。
悪い感想・レビュー
- 発想そのものが私にはどうしても飲み込めなかった。何かを作った経験がある人ほど、他人の曲を自分の名前で出すという筋書きに引っかかると思う。面白いのはわかるのに途中で手が止まった。
- はじめのうちはおもしろいと感じて続きを揃えるつもりでいたのに、読むほどにこの世界観への抵抗が強くなって買うのをやめました。発想は好きなのに合わず、妙な後味だけが残っています。
- 出だしの勢いは文句なしなのに、後半へ来て急に気持ちが冷めた。本場へ乗り込んだ後の運びがあっさりしすぎていて、最初と終わりだけ読めば足りてしまう気がする。もったいない。
- 実在の四人に会わないまま進むから許せていたのだと、終盤で思い知らされた。本人たちが登場して喋り出す場面が浅く感じられ、自分の中に生きていた姿を壊された気がして辛い。
- 絵は丁寧で好きな筆づかいなのに、話の運びには引っかかる所が多くて乗り切れませんでした。幕の下ろし方の呆気なさも残念で、もっと長く付き合えると思っていた分だけ物足りません。
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