# めぞん一刻

## 基本情報

- 著者: 高橋留美子
- 連載: ビッグコミックスピリッツ
- ジャンル: 青年漫画、ラブコメディ
- 評価: 9.2/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年10月03日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/a5e3d2ac-67c9-4f8f-b1c1-7b83536eecf9

## あらすじ

古いアパート・一刻館の5号室で暮らす浪人生の五代裕作。毎晩のように部屋へ押しかけて宴会を開く、癖の強い住人たちにうんざりし、とうとう出ていこうと決めた矢先、若くてきれいな管理人・音無響子がやって来る。ひと目で恋に落ちた五代は引っ越しをやめ、彼女に振り向いてもらおうと受験勉強に打ち込む。けれど響子は、結婚して半年で夫を亡くした未亡人。五代の想いに気づきながらも、亡き夫を忘れられず素直になれない。そこへ裕福でスマートなテニスコーチまで現れ、恋のさや当てが始まる。携帯電話のない時代ならではの誤解やすれ違い、住人たちの横やりに振り回されながらも、二人は歳月をかけて少しずつ距離を縮めていく。笑って、やきもきして、胸が熱くなる一刻館の恋物語！

## この漫画を読むのに向いている人

- 下宿やアパートを舞台に、**クセの強い住人たちのドタバタ**と恋模様を笑いながら追いかけたい人
- 携帯電話のない時代のすれ違いや遠回りを重ねて、**少しずつ距離が縮まる大人の恋**をじっくり見届けたい人
- 恋の行方だけでなく、大切な人を亡くした女性が**つらい過去から立ち直っていく姿**にも心を寄せたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 今の感覚で読むと、相手に気を持たせ続ける態度や**昭和らしい男女の描き方**が、どうしても引っかかる人
- すれ違いや誤解が何度も続き、**二人の関係がなかなか進まないもどかしさ**に耐えられない人
- 住人が毎晩のように勝手に部屋へ上がり込んで騒ぐような、**プライバシーのない騒がしさ**が苦手な人

## 良い所

- 背中に義父をおぶったままのプロポーズは、何度読んでも泣ける。響子さんの返しの一言に、それまでの苦しみが詰まっている。墓の前で**亡き夫ごと幸せにすると誓う五代**がカッコよすぎる。
- 夫を亡くした響子さんは、初めて出てきたときの顔がなんともさみしげ。五代くんや住人たちと関わるうちに、表情がだんだん変わっていく。読み返して、恋物語だけでなく**ひとりの女性の再生物語**だと気づく。
- **ハチャメチャな住人たちの暮らしぶり**が面白くて大好きです。五代くんの部屋での宴会シーンは、子どもながらに参加したくなったほど。ボロアパートで住人に筒抜けのあけすけな恋模様にも笑ってしまいます。
- **最後のページの温かさ**が忘れられない。響子さんにアタックし続ける五代さんの姿にも心を動かされた。夫婦になった二人を見届けたときは、感無量だった。
- 年齢の低いキャラの見た目が変わっていき、時間の流れを感じます。メインの二人は外見そのままで、**内面が変わっていく**のがすごいです。優柔不断さから遠回りする姿に、人生はタイミングだと教わりました。

## 悪い所

- 読み返すと80年代だからこその話ばかりだと気づく。なんだかんだで五代くんに気を持たせ続ける管理人さんの態度は、**今の時代だと受け取られ方が違いそう**。描写にも少し古くささがある。
- とても面白い作品だけど、響子さんが**めんどくさい女すぎる**のは正直なところ。とはいえ、そこがまた可愛くて読んでいて楽しかったので、人によって評価が分かれる部分かもしれない。
- 二人の関係がある程度固まってからが長く、**もだもだする展開**が続きます。それでも毎話こんなに面白いのはなぜだろうと、時間を忘れて読んでしまうんですけどね。
- 五代くんが教育実習先で出会う女子高生の八神が怖かった。**やることが極端すぎる**し、もし彼女が騒げば五代くんが捕まりかねない。相手が悪い男なら、傷つくのは八神自身なのに。
- 最初の頃と後半とで、**管理人さんの顔の描き方がまるで違う**のには笑ってしまう。初期は妖艶という言葉がぴったり。若い頃の作品なので、絵柄の変化は好みが分かれそう。
