# ハリガネサービス外伝ヒュドラブレイク

## 基本情報

- 著者: 荒達哉
- 連載: 月刊少年チャンピオン
- ジャンル: バレーボール、スポーツ、青春
- 評価: 7.8/10
- 最終更新日: 2026年10月26日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/a908d6b0-6714-401f-b5f3-cb8d7dbab83e

## あらすじ

インターハイ東京予選で豊瀬高校に敗れた翌日、竜泉学園にオーストラリアの高校生たちが練習試合にやってくる。チームを率いるのは、トルコ五輪代表のコーチまで務めた「コート上の詐欺師」雨竜監督。野球、サッカー、バレエ、バドミントン、バスケから集めたはみ出し者たちが、前の競技で身につけた技をバレーに持ち込んで戦う。その中心に立つのが、飛んでくるボールの軌道を頭の中で計算してしまう朧幽哉。母親に物を投げつけられて育った日々が、皮肉にも彼を「怪物」に変えた。ルールの隙を突く采配と怪物の読みで、目指すは春高、そして王葉工業の「英雄」雲類鷲。負けた側から始まる、竜たちの逆襲！

## この漫画を読むのに向いている人

- 本編で敗れたチームのその後が気になり、**負けた側から描かれるもうひとつの物語**を追いたい人
- **頭を使って仕掛けてくる型破りな監督の采配**と、ひと癖あるチームの戦いぶりをじっくり楽しみたい人
- つらい生い立ちを背負った天才が、**少しずつチームに馴染んでいく姿**をそばで見守りたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 超次元的な**現実離れしたプレーや盛りすぎの設定**より、地に足のついた高校バレーを読みたい人
- **サーブ一本で試合が決まる展開**より、スパイクやレシーブが続く長いラリーをじっくり見たい人
- 本編を読まないまま外伝から手に取り、**前作を知らなくても盛り上がれる物語**を期待している人

## 良い所

- 本編で負けたら**それきり出てこなくなる側の選手に光が当たる**のがうれしいです。同じ試合でも違う目線から見られて楽しく、ほかの学校や人のスピンオフもぜひ書いてほしいです。
- 本編での朧と母親のシーンがよかっただけに、その後まで描かれていて満足。監督が**普通では考えられないやり方で部員の心をつかんでいく**ところも、読んでいて面白かった。
- 本編の対戦相手だった朧くんの話ということで読み始めましたが、**つらい幼少期を越えた天才がチームに馴染んでいく姿**が素敵です。相手の動きを計算して点をもぎ取っていくのもいいですね。
- 本編の展開やちょっとした一コマから、**対戦相手の側へ物語が広がっていく**つくりで大満足。頭を使っていろいろ仕掛けてくるチームのバレーが見られるのがうれしい。
- **本編を読んでいなくても出だしから十分楽しめる**と思います。スポーツ漫画は外れが少ないぶん、絵やキャラクター設定が厳しく見られがちですが、その点でも合格です。

## 悪い所

- やはりサイドストーリーだからか、**本編で感じた盛り上がりがいまひとつ**伝わってこない気がします。もっとオリジナルの展開で進めてもよかったのではないかと思いました。
- 一人の登場人物に、**ここまで設定をもりもりに詰め込む**理由がわからない。なんだかやりすぎ感が半端なくて、途中からは話にまるで現実味を感じられなくなってしまった。
- **サーブで試合が決まってしまう展開**は、どうしても好きになれない。実際にサーブで勝負がつくのは実力差の大きい学校どうしの試合で、現実の試合を見ていると居たたまれなくなるからだ。
- テニスの王子様みたいな**超次元で非現実なスポーツもの**も、上手に描けていれば面白いのだろう。ただ、これはちょっと……。正直なところ、読んでいて興ざめした。
- この作品に本編があるとは知らずに読んでいて、「？」となる場面が多かったです。ほかの人のレビューで初めて気づいたので、**先に本編を読んでから手に取る**のがおすすめです。
