# ウッドストック

## 基本情報

- 著者: 浅田有皆
- 連載: 週刊コミックバンチ、月刊コミック@バンチ
- ジャンル: 音楽、バンド、ロック、青春
- 評価: 8.2/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年08月27日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/a9906287-d7bd-4e23-9d09-2de7768e3e19

## あらすじ

伝説のロックフェスに憧れる青年・成瀬楽は、運送会社で働きながら一人きりで曲を作り続けていた。人見知りが邪魔をしてバンドを組めない楽は、ネット上に架空の覆面バンド「チャーリー」をでっち上げ、自作の音源をアップする。すると曲は爆発的に広まり、雑誌やラジオまで巻き込む騒ぎへ。虚像と現実の隔たりに追い詰められた楽は、ついに本物のバンドを作ると決める。腕利きの女性ドラマー、音にこだわり抜くベーシスト、才能が桁違いの女子高生ギタリスト。集まった仲間と踏み出したステージの先には、対バンでの潰し合いも、仲間を失う痛みも待っていた。それでも鳴らし続けた音が、武道館まで彼らを運んでいく。ネットの嘘から始まった、本物のロック！

## この漫画を読むのに向いている人

- 作り手の**ロックへの本気**が紙からあふれ出るような、熱量の高い音楽漫画をじっくり読みたい人
- 音楽の知識はまるでないけれど、**好きなものが同じ人同士のつながり**を描いた話にはめっぽう弱い人
- ネットで生まれた匿名の音楽が**現実の舞台へ飛び出していく筋書き**に、わくわくしてしまう人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 話の筋が王道でまとまるのを好まず、**先の読めない展開**が続かないと物足りなくなってしまう人
- 登場人物が一気に増えると誰が誰だか追えなくなってしまう、**人数の多い群像もの**が苦手な人
- 音楽から離れた**勝ち負けの対決や抗争**が長く続くと、だんだん読む気持ちが冷めてしまう人

## 良い所

- BECKが好きで手に取ったら、途中で本を閉じられず一息に読み切りました。絵から音は聞こえないのに、**ロックに向ける熱**だけはまっすぐ届いてきます。バンドをやっている人にはきっと刺さるはずです。
- ロックは苦手なほうなのに、読んでみたら想像以上に引き込まれた。出会いが重なりすぎだろとは思うが、**ボーカル以外の音**に耳がいくようになったのは自分でも意外だった。
- 音楽に詳しくない私でも置いていかれませんでした。好きなものが同じというだけで人がつながっていく描き方がよくて、震災のくだりも他人事に思えず、**つながることの重み**をじっくり考えました。
- 絵柄が好みじゃないという理由で長く避けていた自分を叱りたい。序盤だけ勢いがある作品とは違って、**最終話まで熱が落ちない**。俺が読んだバンド漫画のなかでは、今のところこれが一番だ。
- ライブや対バンの場面は**音が耳に流れ込んでくる迫力**で、読みながら作中の曲を探して聴きました。終わりのほうは涙が止まらず、自分でも少し驚いています。

## 悪い所

- インディーズ勢が強すぎて、メジャーの連中がどうにも小さく見えてしまう。**メンバーの入れ替わりが軽い**のも引っかかった。一人でも変わればもう別のバンドだと僕は思っている。
- 無料で読める範囲だけ読みました。展開が**先の見える王道の形**をなぞっていて、すごい奏者だと言われても実物を知らない私にはぴんときません。音楽に関心のない側を引き寄せる力までは感じませんでした。
- **登場人物の増えかたが手に負えない**のが正直つらい。誰がどのバンドの誰だったか思い出せなくなって、そのたびに前のほうをめくり直すはめになる。人物の一覧がほしかった。
- 途中から**ヤンキー漫画めいた抗争**に寄っていって、読みたかったのはこれじゃないという気持ちになりました。盛り上げた話があっさり片付いて別の話に移る運びも、もったいなく感じます。
- 何かを賭けて対決、という**勝ち負けありきの構図**が続くと、勝っても心が動かなくなってきた。目に見えない音を絵で伝える難しさもあって、後半は少し距離を置いて眺めていた。
