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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

GANTZ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

GANTZ

著者: 奥浩哉

連載: 週刊ヤングジャンプ

ジャンル: バトル・アクション/青年漫画・SF

評価: 7.8/10

あらすじ

平凡な高校生の玄野計は、地下鉄のホームで幼なじみと再会した直後、線路に落ちた男を助けようとして電車にはねられ死ぬ。ところが目を覚ました先は東京の一室だった。黒い球体が置かれ、同じように死んだはずの人間が集められている。武器とスーツを渡され、異形の「星人」を狩れと命じられる。仲間はあっけなく死に、点数だけが積み上がっていく。百点集めれば死んだ者を生き返らせられると知り、玄野たちは手を組んだ。自分のことしか頭になかった少年は、失った人を取り戻すために戦い方を身につけていく。やがて球体の裏にあった目的が姿を現し、地球そのものが踏み荒らされる。誰かのもとへ帰りたい、その一心で走り抜ける命の奪い合い!

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読む前に確認したい相性

向いている人

  • 死と隣り合わせの極限に置かれた人間がどんな選択をするのかを、最後までじっくり見届けたい人
  • 見たこともない武器や敵の姿を細かく描き込まれた絵で浴びたい、絵の力で読ませる漫画が好きな人
  • 自分のことしか頭になかった主人公が誰かのために立つまでの変化を、時間をかけて追いたい人

向いていない人

  • 人がむごたらしく死んでいく場面が延々と続くと、読むのがしんどくなって先へ進めなくなる人
  • 広げた謎がすべて解き明かされ、きれいに畳まれた結末でないと読み終えた気がしないタイプの人
  • 刺激の強い性的な場面がたびたび挟まる作品は、家族や友人に勧めにくいと感じてしまう人

良い感想・レビュー

  • 長いと聞いて敬遠していたのですが、読み始めたらハイテンションな展開に一気に持っていかれました。カラー版は絵が見やすく、こちらで読み直すのもよさそうだと感じています。
  • 映画になった頃に一度読んで、正直そんなに面白くないと思って途中でやめてしまった。読み直したら続きが気になって手が離せない。進むほど面白くなる伸び方で、嫌な奴だと思っていた主人公も好きになった。
  • 武器や乗り物のかたちがいちいちかっこよく、頭に焼き付いて離れません。どの編でもバトルが楽しめますし、人が飼われる側に回る場面を読むと、魚や家畜のことをつい考えてしまいます。
  • 感情を捨てた知性体と向き合う終盤、彼らが掲げるのは誰かのために生き残りたいという願いだけだ。素朴なのに尊く思えるし、人の想いの根っこはここにあるのだと思う。
  • 世界の危機まで話が膨らんだのに、最後に残るのはひとりがひとりのもとへ帰ろうとする気持ちだけ。このしぼんでいく終わり方が面白い。一緒に死にたいと言っていた彼女が戦いを選ぶ場面にもしびれる。

悪い感想・レビュー

  • ネギ星人だの田中星人だの、名前も含めて設定が安っぽく感じてしまう。毎回ヤンキーばかり呼ばれてむごい場面が延々と続くのにはうんざりした。エロ担当みたいな女性の扱いも雑で、心の動きが薄い。
  • 序盤の得体の知れない不気味さが好きだったぶん、謎が明かされるほど失速していく感じは否めません。台詞が少なくてどんどん読めるだけに、後半で勢いが落ちるのがもったいなく思えました。
  • 世界が壊されていく後半は残酷すぎてしんどい時があった。結末も「これで終わり?」と拍子抜けしてしまい、あと一幕ぶんの余韻がほしかったというのが正直なところ。
  • 敵はいつの間にか負けていて自爆するしかないという流れが飲み込めなかった。人類はいつ勝ったのか。畳み方の雑さには不満が残る。それでも変わった手触りの作品ではあったと思う。
  • 絵で見せる作品なのはわかるけれど、文字が少なくてすぐ読み終わるのがつらい。無駄なコマ割りが多くて話が進まないし、さんざん注目させた仲間があっさり死ぬ扱いにも首をかしげた。

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