# 赤いペガサス

## 基本情報

- 著者: 村上もとか
- 連載: 週刊少年サンデー
- ジャンル: 少年漫画、ヒューマンドラマ、レース
- 評価: 8.4/10
- 最終更新日: 2026年10月23日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/b4a008df-7982-4582-81e5-547f56da2310

## あらすじ

日系英国人のケン・アカバは、世界でも数人しかいない特殊な血液型を持つレーサー。観客を巻き込んだ事故でハンドルを置き、メカニックとして暮らしていた彼のもとに、国産マシンでF1に挑む日本チームのオーナーが現れる。事故に備えて採血を続ける妹ユキを連れ、ケンは再びグランプリの舞台へ。アンドレッティやラウダら実在のトップドライバーと同じコースで競ううち、仲間を失う痛みも味わう。一匹狼だった男は、少しずつチームのために走ることを覚えていく。モナコでは王者ラウダと0.1秒を争い、雨のレースでも一歩も引かない。死と隣り合わせの1970年代F1を駆け抜ける、兄妹とチームのチャンピオン争い！

## この漫画を読むのに向いている人

- 実在の名ドライバーやマシンが入り乱れる**1970年代のF1の熱気**を、物語として味わいたい人
- 孤独なレーサーが少しずつ**チームのために走るようになる**成長物語や、兄妹の支え合いに心を動かされたい人
- ルールの縛りがゆるく、**ドライバーの腕がものを言った時代**のアナログなレースに興味がある人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 読み始めてすぐ**古い絵柄**が気になってしまい、今風の絵柄でないと物語に入り込みにくい人
- **F1や車の専門用語**になじみがなく、知らない言葉が何度も続くと読む気がそがれてしまいそうな人
- いまのF1の姿を基準にしていて、**当時のレース事情とのずれ**や熱すぎるノリに引っかかってしまいそうな人

## 良い所

- 1970年代後半のF1を、ここまできちんと描いた漫画はいまも他に見当たりません。**ドライバーは曲者ぞろいで、マシンのデザインも多彩**なので、レースの外側まで見どころが尽きない時代です。
- 実在のF1チームやマシン、レーサーが次々に出てくるので、**漫画から入って本物のレース中継まで夢中で見るように**なった。毎週サンデーの発売日が待ち遠しく、この頃のF1がいちばん面白かったと思う。
- 世界に数人しかいない血液型を抱えたまま、頂点の舞台に挑む主人公と、それを支える妹。**兄妹の絆とレースの迫力**の両方が楽しめるし、トップレーサーたちの感覚に触れると新しい世界をのぞいている気分になる。
- いま読み返してもかっこいい！この作品をきっかけにF1にもはまりました。ケンは**いくつもの顔を併せ持つ複雑な人間**で、そこがまたいいんです。厄介なのに惚れてしまう妹ユキの気持ちもよくわかります。
- 勘と経験がものを言い、**ドライバーの腕でなんとかなった時代のF1**。ルールの縛りがゆるいぶんアナログ感が残っていて面白い。一匹狼だったケンが少しずつチームプレーに徹していくサクセスストーリーだ。

## 悪い所

- ひと目見て、**昔の絵柄にどうしてもなじめません**でした。若い頃なら手に取っていたかもしれませんが、いまの感覚でページを開くと古さが先に立ち、たぶんこの先も読まないと思います。
- いまのF1を知っていると、**当時との隔たりの大きさ**に驚かされる。パドックに人種差別の気配がなく、ドライバー同士がやけに協調的なのも違和感があった。古典を読むつもりで手に取るならいいかもしれない。
- 物語自体は面白いのに、F1をよく知らないと「へぇ、そうなんだ」で終わる場面が多いです。**レースの予備知識がある人ほど楽しめる**作りで、詳しい人ならもっと面白いのだろうと思いながら読みました。
- 車が好きな人にはとても面白いはず。ただ**専門用語がかなり多く**、マシンやレースの言葉があちこちに出てくる。筋そのものはわかりやすいぶん、用語の多さが目につく作品だ。
- なにしろ描かれたのが昔なので、読み味はすっかり古典だ。**今ではそうそう見かけない暑苦しさ**があって、思わず笑ってしまう。往年の名レーサーがたくさん出てきてニヤリとできる一方、あの熱さには時代を感じる。
