# 真の実力はギリギリまで隠していようと思う

## 基本情報

- 著者: 鍋島テツヒロ、猫夜叉、亀小屋サト
- 連載: 月刊コミック電撃大王
- ジャンル: ファンタジー、バトル・アクション、学園
- 評価: 7.8/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年09月18日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/b4e71982-af93-401d-84b6-a973697a0c23

## あらすじ

神と契約すればスキルを得られる世界。名門騎士家の三男ユノは、生まれた直後に最高神ゼウスと契約してしまう。あふれる力を抑え込むだけで手一杯、まともに剣も習えないまま育ち、周りからは「無能」と呼ばれ続けた。王都の魔法騎士学園に入ったユノが出会ったのは、誰とも契約できず見せ物にされていた名も無き女神。アテナと名を与え、この子を最高位の神へ押し上げると決めた日から、隠してきた力がほんの少しずつ漏れ出していく。しかもこの世界、崇められているのは悪魔で、本物の神々は忘れ去られている。ひっくり返った信仰の裏側へ踏み込む、隠しきれない最強と名もなき女神の逆転劇！

## この漫画を読むのに向いている人

- 崇められる存在と忘れられた存在が入れ替わった**世界のねじれが明かされていく物語**を追いたい人
- **普段は気の抜けた主人公が本気を出す瞬間**にしびれて、誰かのために力を解き放っていく動機に引かれる人
- 健気な女神や気性の違う令嬢たちが並ぶ、**性格の描き分けがはっきりしたヒロインたち**を楽しみたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 設定の新しさより展開の新しさを求めていて、**見慣れた無双の型をなぞる流れ**だと物足りなくなる人
- **主人公が迷わず戦い抜く姿**を期待していて、幼さゆえのためらいで手が止まる戦いが続くともどかしくなる人
- **女の子の顔立ちが似通って見える作画**が気になり、衣装の露出の強さにも引っかかってしまう人

## 良い所

- よくある最強チートものだと決めつけていたのに、崇められている神が実は悪魔で、神々のほうが忘れられていると知った瞬間、**信仰がまるごとひっくり返った世界**なのだと気づいて読む目が変わりました。
- 力の暴走で身内を傷つけかけた過去があるから、普段はずっと気の抜けた顔をしている。その子が強敵を前に**腹をくくって本気を出す瞬間のかっこよさ**に、俺の中の子どもっぽい部分が喜んでしまう。
- 神様なのに誰にも選ばれず見世物にされていた女の子が、名前をもらってから健気に張り切る姿がかわいい。**その子を一番の神にするために力を解禁していく**という動機がまっすぐで、全巻買い揃えてしまった。
- 実力を隠す筋書きはありふれているのに、見せ方がうまい。ひたすら純粋な女神、騎士らしく気遣う幼なじみ、意地悪な目をした令嬢と、**並んでも印象が混ざらないヒロインたち**で、どの子の出番も待ち遠しい。
- 絵がかわいい。力を抑え込むせいでボンクラ扱いされている主人公が、入学の場では文句なしの結果を出す。そこで気づけない父親のほうが鈍い。**我が子の素質を家族が一番見ていない**もどかしさが効いている。

## 悪い所

- 設定の芯は面白いのに、話の運びがどこかで見た無双テンプレのままで、迷走している感じがした。**読者だけが名前を知っている神々**という仕掛けが空回りしていて、絵も演出もうまいのに乗り切れなかった。
- 強いはずなのに、戦いの最中で「やっていいのか」と迷って手が止まる。まだ子どもだから仕方ないとはいえ、**とどめを刺しきれない主人公のためらい**が続くと、私のほうまでもやもやしてくる。
- 話も配役も面白いのに、女の子がみんな同じ顔に見えて、髪型を取ったら見分けがつかない。男性陣は描き分けがうまいだけに、**ハーレム路線なのに顔で個性が立たない**のがもったいなく感じた。
- 神々の事情が気になる話なのに、公爵家の夫人の装いだけが場に合わない。色気を通り越した**身分に釣り合わない際どい衣装**が目に入るたび、他の女の子の服がかわいいだけに首をかしげてしまった。
- 生まれた直後に最高神と契約したという出発点が、どうにも飲み込めない。赤ん坊に儀式などできるはずもなく、**物語の土台にあたる設定がふわっとしたまま**進むので、読みながら引っかかりが消えない。
