# ワイルド７

## 基本情報

- 著者: 望月三起也
- 連載: 週刊少年キング
- ジャンル: 少年漫画、アクション漫画、警察アクション漫画
- 評価: 8.6/10
- 最終更新日: 2026年08月10日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/b9337aea-fff2-4d54-b34e-dfd2399f26aa

## あらすじ

法の網をかいくぐり、裁かれることなく暴利をむさぼる悪党たち。それを憂えた警視庁のエリート官僚が作ったのは、逮捕も裁判もすっ飛ばしてその場で悪を退治する秘密警察だった。集められたのは全員が凶悪な前科を背負った七人の男。最年少のリーダーを筆頭に、催眠術使い、怪力の大男、爆破の名人、元やくざの親分と、癖の強い顔ぶれが超ド級のバイクと重火器を駆って、犯罪組織やテロリスト、裏社会の権力者へ突っ込んでいく。街中での銃撃戦は当たり前、戦車まで飛び出す展開はハリウッド映画そのもの。仲間が傷つき、命を落としてもなお、悪党に生きる資格はねぇと言い切って走り続ける男たち。昭和の少年漫画が積み上げた熱をそのまま浴びる、ガン＆バイクアクションの金字塔！

## この漫画を読むのに向いている人

- 銃やバイクの細部まで描き込まれた**男くさいハードアクション**を、腹いっぱい浴びたい人
- 法では裁けない相手を実力でねじ伏せていく、**アンチヒーローの型破りさ**に痺れてみたい人
- 今の作品ではなかなか出会えない、**昭和の劇画が放つ熱量**を頭からまるごと浴びてみたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 古い絵柄や独特のセリフ回しが気になってしまい、**半世紀前のテンポ**にはうまく乗りきれない人
- 勢いやノリで押し切る展開が苦手で、**理屈がきっちり噛み合う謎解き**をじっくり読みたい人
- 主人公が延々と痛めつけられる展開が苦手で、最後まで**後味のよい勧善懲悪**を求めたい人

## 良い所

- 悪人をその場で退治する権限を持つ組織なのに、七人の結束が固いところにぐっときます。前科者の寄せ集めが正義の側で暴れ回る設定も面白くて、**アクション描写のかっこよさ**に痺れました。
- 法ではなく銃弾で悪党を直接裁く。この破天荒な設定に驚かされた。リーダーはニヒルなのに人情に厚く、そこがたまらない。迫力のあるコマ割りと**弾け飛ぶようなスピード感**は今も古びない。
- バイクや銃の描き込みが細かくて、詳しくない私でも作者の世界に引きずり込まれてしまいます。弱い者に優しく悪党には容赦しない**無骨な男の美学**が全編に流れていて、昭和の熱気を浴びられます。
- 数冊で一区切りする中編の連作なのに、話のスケールがとにかくでかい。街中での乱射は序の口で、重火器や戦車まで出てくる。**ハリウッド映画のような見せ方**をこの時代にやっていたのかと感心する。
- まとめ買いして一気に読んだ。絵もセリフも古風なのに、なぜこんなに面白いのか。七人が勢ぞろいする場面の**ぞくぞくする高揚感**に、すっかりノックアウトされた。

## 悪い所

- 昭和四十年代から五十年代の作品なので、絵柄もセリフ回しも**時代がかった古くささ**を強く感じます。警察が裁判もなしに人を殺す設定や、過激な暴力とお色気の扱いには引っかかりました。
- ご都合主義や辻褄の合わない場面がちらほら出てきて、勢いとノリで押し切っている印象を受けた。**論理を積み上げるサスペンス**を期待して読むと、肩透かしを食らうと思う。
- 主人公たちが拷問みたいにひたすら痛めつけられる展開が続くので、読んでいて苦しくなった。最後の数ページでようやく逆転する型が繰り返され、**爽快感より疲れ**が勝つ時期もあった。
- 連載が長いぶん、話の出来には波があります。初期の単純明快な痛快さに比べ、後半は政治の裏工作が絡んでもたつきがち。**仲間が殉職していく重さ**も残り、すっきりしない話が増えました。
- 劇画調のコマ割りとセリフに独特の癖があり、すっきりした今の漫画に慣れた目には読みづらい。**女性キャラの扱い**も当時の少年誌らしいお色気寄りで、ここは好みが分かれるところだろう。
