# ゲームセンターあらし

## 基本情報

- 著者: すがやみつる
- 連載: コロコロコミック
- ジャンル: 少年漫画、バトル・アクション、ゲーム漫画
- 評価: 8/10
- 最終更新日: 2026年08月21日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/bb0d0ea2-f480-4238-af67-3e3ac53b6fbc

## あらすじ

勉強も運動もからきしダメ、大きな出っ歯と赤いキャップがトレードマークの小学生・石野あらし。ところがビデオゲームの前に立った瞬間、まるで別人になる。ゲームセンターで出会ったライバルたちとレバーを握り合ううちに、負けん気は友情へ変わっていく。行く手をふさぐのは、細工をほどこされた筐体と、ゲーム界の制覇をたくらむ巨大組織。あらしはコマ回しの特訓から炎のコマを編み出し、逆立ちのまま筐体と一体になり、静電気で電子回路を狂わせる。戦いの場はやがて軍事基地へ、恐竜のいる過去へ、そして宇宙へ。理屈をぶち抜く熱と勢いだけで最後まで走りきる、ゲーム漫画の原点！

## この漫画を読むのに向いている人

- 理屈より勢いで押し切る**昭和の熱血バトル**が好きで、細かい突っ込みどころは笑って流しながら読める人
- ゲーム機が街のあちこちにあふれていた頃の空気を、**漫画のほうからもう一度味わい直したい**人
- 血のにじむ特訓の末に必殺技を編み出す**努力・友情・勝利の型**に、いまでも燃えられる人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 対戦の勝ち負けが理屈として筋道立っていて、**納得しながら追える駆け引き**を読みたい人
- 物語の舞台や規模が途中で大きく変わっていくのが苦手で、**最後まで同じ土俵**で戦ってほしい人
- 絵柄も言い回しも古びていない作品を求めていて、**いまどきの読み口**でさらっと楽しみたい人

## 良い所

- ゲーム雑誌なんて一冊もなかった頃、誌面に出てくるのは街に来たばかりの新作ばかり。**遊び方まで教えてくれる情報源**として、僕はページを開くたび胸を高鳴らせていた
- 基盤に細工をされて、勝てるはずのない数の隕石が降ってくる。それでもあらしはインチキごと攻略しにいく。大道芸のコマ回しから**炎のコマ**が生まれる場面、燃えないほうが無理でしょう
- 大人になって読み返すと突っ込みどころしか出てこない。なのに矛盾もまとめて**迫力と勢いと熱気**が押し流していく。努力・友情・勝利という骨組みは当時の少年漫画そのもの
- 私を夢中にさせたのは必殺技のほう。**回るコマを手のひらで高速に回す特訓**は本気で真似をした。月面宙返りと合わせて、あの頃の小学生みんなの憧れでした
- 出っ歯の少年が炎のコマと叫んで暴れ回る、あの絵づらだけで僕は憧れた。**主題歌もまだ口ずさめる**くらいだし、今になってぶっ飛びぶりがわかってもまだ好き

## 悪い所

- レバーの摩擦で火がつく？　そんなもの溶けて終わりでしょう。逆立ちしてのプレイも頭に血が上るだけ。**技のいちいちが理屈を無視しすぎ**で、私は笑うしかなかった
- 静電気で機械をバグらせて勝つのは、どう考えてもアンフェア。熱で回路を狂わせて自機をすり抜けさせるのも同じ。**勝負ではなくペテン**にしか見えないんだよなあ
- 終盤は対戦相手が人間ですらなくなる。過去へ飛んで恐竜と競い、しまいには宇宙船で旅立つ。**話の行き先が広がりすぎ**て、どこへ連れていかれるのかわからなくなりました
- 暗黒七魔人が出てくるあたりから、元ネタのゲームがどんなものかも見えなくなる。**実在のアーケード攻略という土台**が消えて、荒唐無稽なSFバトルへ変わったのは寂しい
- レバーを一秒に二百万回？　小学生の私は本気で挑み、指の痛みと爆発した自機だけが残った。**あの技が嘘だと知った帰り道**のがっかりは、いまだに忘れられません
