# すべての人類を破壊する。それらは再生できない。

## 基本情報

- 著者: 伊瀬勝良、横田卓馬
- 連載: 月刊少年エース
- ジャンル: 少年漫画、青春・学園、ラブコメディ
- 評価: 8.7/10
- 最終更新日: 2026年08月20日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/be3bd1e4-cc60-4447-a285-fb97318620fd

## あらすじ

1998年、世間はノストラダムスの大予言でざわついていた。学年2位の神納はじめは、いつも1位をさらう優等生・沢渡慧美を目の敵にしている。そんな彼がこっそりのめり込んでいたのが、世界じゅうで遊ばれているカードゲーム『マジック：ザ・ギャザリング』。隣町のカードショップで、学校とはまるで別人の派手な私服で強豪をなぎ倒す慧美と鉢合わせる。学校では秘密のふたりの時間がはじまり、中二病全開の天才や、勝つためなら冷たくなれる先輩ともデッキを交える日々へ。恋も進路もぐらつく思春期のまんなかで、はじめは慧美への気持ちに気づいていく。世紀末を越えた先で待つ、青春をまるごと賭けた最後の一戦！

## この漫画を読むのに向いている人

- **90年代の空気**が体にしみついていて、当時のサブカル小ネタや流行りものにいちいち胸が騒ぐ人
- カードゲームのルールは知らなくても、**対戦の駆け引き**を勢いと雰囲気のままで楽しめる人
- 学校では見せない一面を少しずつ知っていく、**もどかしい初恋**の空気と距離感がたまらない人

## この漫画を読むのに向いていない人

- ルールの**ていねいな解説**がないと、対戦の流れや勝ち負けの理由をうまく追えないと感じる人
- 昔を懐かしむ**思い出頼りの作り**より、今の時代を舞台にした新しい話をまっすぐ読みたい人
- 主役ふたりの恋の行方に**ライバル役**が割り込んでくる展開は、できれば避けて通りたい人

## 良い所

- マジックのルールは私にはさっぱり。それでも王道の出会いから引き込まれ、例の大予言が**別のかたちで実現する**あたりで話が大きく動き出す。最後の着地もきれいで大満足でした。
- **90年代のサブカル小ネタ**があちこちに埋まっていて、同じ頃に小中学生だった自分の思い出とつながっていく。カードで遊んだ経験がなくても、あの時期を過ごした人なら十分楽しめると思う。
- 学校では優等生の彼女が、店では派手な私服で強豪をなぎ倒す。**カード越しのもどかしい距離感**にやられました。告白からそのまま付き合うとは予想外で、甘酸っぱさが続きます。
- 懐かしさと感動でうっかり涙が出てしまった。マジックで遊んだ経験はないけれど、**バトル漫画みたいな勢い**で読める。過去と未来が交差していく組み立てもよかった。
- ラブコメも学園ドラマもカードの対戦も、全部が一本のなかで進んでいく。**展開の速さ**が心地よくて、対戦のひりつきと甘い場面のつり合いもちょうどいい。氷河期世代の自分にはど真ん中。

## 悪い所

- 主人公の顔の**作画が安定しない**コマがちょいちょいあって、別人に見えてしまう。真面目な場面のはずなのに笑ってしまい、そこだけ気持ちが途切れました。
- 三角関係は一応かたがついたけれど、ヒロインの家の問題は残ったまま。**カードの話ができない状況**を思うとこの先きつそうで、甘さをあまり感じられなかった。
- **初心者向けの解説役**がいないので、どっちがどう強いのかつかめない。年代が古くて今とルールも違うし、遊戯王やポケカに親しんだ層には遠い題材だと思う。
- 昔を懐かしむ漫画をほぼ読まない自分には、設定からして距離があった。**眼鏡の男子キャラのデザイン**も苦手で、対戦は雰囲気で読み飛ばす形になり、評価は低めです。
- 青春ラブコメとして読んでいたのに、**ライバル役の男**が出てくるのがどうしても受け付けない。今のラブコメにこの立ち位置はいらないし、読んでいて気分が沈む。
