# GetBackers－奪還屋－

## 基本情報

- 著者: 綾峰欄人、青樹佑夜
- 連載: 週刊少年マガジン
- ジャンル: 能力バトル、バトル、アクション、サスペンス
- 評価: 8.7/10
- 最終更新日: 2026年04月25日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/bfb0b430-7b0d-4fbd-ba31-49e8074519ad

## あらすじ

「奪られたら奪り返せ！」。裏新宿を拠点に、奪われた物なら何でも奪還する「奪還屋」を営む美堂蛮と天野銀次。青樹佑夜×綾峰欄人が放つ、スタイリッシュ・アクションの金字塔。蛮の「邪眼」と銀次の「電撃」。無限城に潜む強敵たちとの死闘、および明かされる二人の過去。厨二心をくすぐるクールな技と、圧倒的な画力で描かれるバトル。熱き奪還作戦が今、始まる！

## 良い所

- **「邪眼」や「電撃」といった厨二心をくすぐるクールな設定と技**に、当時の読者は皆シビれました！蛮と銀次の最強バディ感と、無限城という謎に満ちた舞台装置が、物語に圧倒的なワクワク感を与えています。
- 綾峰先生の**圧倒的な画力によるスタイリッシュなアクション描写**が素晴らしい。キャラクターの筋肉の躍動感や、技を繰り出す際のエフェクトの美しさに魅了され、一コマ一コマが絵画のような完成度を誇っています。
- 敵として登場するキャラクターたちも皆魅力的で、**「昨日の敵は今日の友」的な熱い展開**が堪りません。赤屍さんや楼蘭など、強烈な個性と哲学を持った強敵たちとの戦いを通じて、世界観が深まっていく過程が圧巻。
- **蛮の1分間だけ見せる幻「邪眼」の使いどころ**が最高に格好良いです！「良い夢見れたかよ？」という決め台詞とともに、絶望的な状況を逆転させるカタルシスは、少年漫画史に残る名演出だと言い切れます。
- 奪還屋という稼業を通じて描かれる、**「大切なものを取り戻す」という真っ直ぐなテーマ**に胸が熱くなります。複雑な設定が増える後半も、二人の絆という軸がブレないため、最後まで一気に読み進められる傑作。

## 悪い所

- **物語後半の「哲学的な設定の複雑化」**が激しく、一度読んだだけでは理解が追いつかない場面がありました。現実と仮想の境界線など、初期のシンプルな奪還アクションを求めていた読者には、少し難解すぎたかも。
- キャラクターたちの**身体のバランスや等身が、巻を追うごとに誇張されすぎて**、少し違和感を覚える時期がありました。スタイリッシュさは増していますが、初期の肉厚な筆致を好んでいたファンには好みが分かれます。
- **物語のテンポが遅く、特定のバトルが非常に長く続く**ことがありました。特に無限城編などは、強敵との連戦が続くため、物語の本筋がなかなか進まないもどかしさを感じ、中だるみを感じる読者もいたはずです。
- 登場人物の言葉遣いや演出が、**「今読むと少し恥ずかしくなるほど厨二病全開」**な部分があります。当時の熱量を愛せる人には最高ですが、大人になってから初読すると、そのハイテンションなノリに気圧されることも。
- 伏線が非常に多いのですが、**「結局すべての謎がスッキリ解決したとは言い難い」**結末に、不完全燃焼な印象を抱きました。設定が壮大になりすぎた分、広げた風呂敷を畳みきれなかった感があるのが少し惜しい。
