# 僕等がいた

## 基本情報

- 著者: 小畑友紀
- 連載: ベツコミ
- ジャンル: 少女漫画、青春、恋愛漫画
- 評価: 8.2/10
- 最終更新日: 2026年07月25日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/c18e208f-b29e-43ba-bf6f-00d732aa1af5

## あらすじ

高校に入ったばかりの高橋七美は、クラスの人気者・矢野元晴と出会う。最初は調子のいい彼に反発していたが、優しさの裏にある深い傷を知るうちに惹かれていく。矢野は中学のとき、年上の恋人を交通事故で亡くし、その死に強い自責の念を抱えていた。七美の真っ直ぐな想いに触れて少しずつ心を開き、二人は付き合いはじめる。けれど過去の記憶やまわりの人間関係がすれ違いを生み、離れてはまた近づくことを繰り返す。卒業後の遠距離、母の死、姿を消した矢野。長い年月をかけて、七美は諦めきれない想いと向き合う。切なさと痛みの先で交わる、大人になった二人のやり直しの物語！

## この漫画を読むのに向いている人

- 甘いだけでなく、**痛みや喪失を抱えた重めの恋愛**を長い時間をかけてじっくり味わいたい人
- 大人になってから読み返して、当時わからなかった登場人物の気持ちを**あらためて確かめたい**人
- 詩のような台詞と繊細な心理描写で、**胸を締めつけられる痛切な青春**にじっくり浸りたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- ドロドロした展開よりも、明るく前向きに進んでいく**後味のさわやかな恋愛**だけを読みたい人
- 登場人物同士の長く続くすれ違いに、読んでいるだけで**もどかしさ**を感じてしまいやすい人
- 主人公の気持ちにうまく自然と共感できないと、そのまま**物語に入り込めなく**なってしまう人

## 良い所

- 高校生のころは意味がわからなかった台詞が、大人になって読み返すとすっと胸に落ちてきた。**明るいだけじゃない恋の重さ**を、今なら受け止められる気がする。
- 昔は矢野ばかり見ていたのに、読み返すと竹内の一途な想いに胸が締めつけられた。後半は自然と涙がこぼれて、**小説を読んでいるような余韻**にひたった。
- 20年以上前から読み返している。当時はわからなかった、素直になれない高校生の脆さが今ならよくわかる。小畑先生が描く**繊細な表情の変化と言葉選び**は、大人になった今も心に刺さって離れない。
- ドキドキも切なさも全部詰まっていて、読むたびに感情が大きく揺さぶられる。まっすぐな気持ちで愛し合う二人のことを、**心から応援したくなる恋**だと思った。
- 派手な設定はないのに、自分にも起こりそうな恋が丁寧に描かれていく。**詩みたいな台詞**とともに青春がよみがえってきて、読み終えても時々ふと思い出してしまう。

## 悪い所

- 可愛い絵とは裏腹に、内容はとにかく重い。死まで絡んでくるので、読んでいて何度も苦しくなった。**気持ちが元気なときじゃないと**しんどい作品だと思う。
- 最後はちゃんと救われるとわかっていても、**主人公が元恋人の妹と三年も一緒に暮らしていた過去**だけは、どうしても素直に飲み込めない。そのもやもやだけが最後まで残る。
- 七美の魅力が正直よくわからなかった。まわりの人たちが彼女のためにあまりに動きすぎている気もして、**主人公にすんなり感情移入できない**まま最後まで読み進めてしまう。
- 涙のポイントはちゃんとあるけれど、途中はもういいでしょうと思うくらい話が長引いた。**中盤のすれ違いの引き延ばし**には、正直かなり疲れてしまったのが本音だった。
- 矢野が想っているのは、亡くなった元恋人にしか見えなかった。七美への気持ちがどうしても軽く感じられてしまい、**恋愛描写の説得力の薄さ**に途中で白けてしまう。
