# ひるなかの流星

## 基本情報

- 著者: やまもり三香
- 連載: マーガレット
- ジャンル: 恋愛、少女漫画、青春、学園
- 評価: 8.3/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年10月04日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/c8b6e12d-538f-444e-8dfe-d086c51ec045

## あらすじ

田舎でのんびり育ったすずめは、東京のおじの家に身を寄せて高校へ通い始める。上京早々、道ばたで偶然出会った大人の男性は、新しいクラスの担任・獅子尾先生だった。生まれて初めての恋に戸惑いながら、先生へ気持ちを寄せていくすずめ。けれど先生は、教師という立場と自分の想いの間で迷い続ける。一方、隣の席の同級生・馬村は、ぶっきらぼうな態度の奥で、すずめにまっすぐな想いを向けていく。大人になりきれない先生と、不器用で一途な同い年の男の子。二人の間で揺れながら、どちらを向いても胸が痛む。友だちとのすれ違いや仲直りを重ねながら、すずめは自分の「好き」と少しずつ向き合っていく。昼の空にきらりと光る、16歳の切ない初恋！

## この漫画を読むのに向いている人

- **先生への憧れと同級生への想いの間で揺れる**三角関係の初恋を、切なさごとじっくり味わいたい人
- 登場人物それぞれの気持ちが丁寧に描かれ、**どの立場にも感情移入できる**恋愛漫画を読みたい人
- **音まで聞こえてきそうな丁寧な絵**と、ぶっきらぼうでも一途に想い続ける男の子に惹かれる人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 恋愛漫画は先が読める**定番の展開で安心して読みたい**人や、ストーリーに意外さを求めない人
- 気持ちをはっきり伝えない大人の男性の、**勝手で幼稚に見える振る舞い**にイライラしてしまう人
- 本編の盛り上がりどころに**番外編や読み切りがはさまる**構成で、読むリズムが乱れると感じる人

## 良い所

- 先生派と馬村派に分かれそうな話なのに、**どちらの側にも感情移入できる**のがすごい。すずめの気持ちも含めて心の動きが丁寧に描かれていて、読み終えたあとも登場人物の気持ちをつい考えてしまう。
- すずめが先生を気にしていると知りながら告白し、付き合ってからも彼女の幸せを一番に考える馬村。**見返りを求めない一途さ**に、こんな高校生はいないと思うほどです。
- 背景まで細かく描き込まれ、**音まで聞こえてきそうなほど丁寧な絵**がいい。展開はベタなのに、なぜかちっとも嫌じゃない。見返したくなるくらい、きれいで可愛い画風だ。
- 大人だけれどまだ大人になりきれない先生が、生徒を好きになって**立場と気持ちの間で悩み抜く**姿に胸がしめつけられます。ラストの先生が切なくて泣きました。流星みたいにキラキラした初恋の切なさが詰まっています。
- 初めて読んだときは「そりゃないよ」と思った結末も、読み直すと馬村の気持ちが早いうちからずっと変わっていないことに気づく。**読み返すたびに見え方が変わる**、少女漫画では珍しいラストだと思う。

## 悪い所

- 運命的な出会いから始まる話なので、**先生とのハッピーエンドを期待していた**ぶん、終わり方がどうにも腑に落ちませんでした。話の流れを考えても先生のほうがメインだと思っていただけに、残念です。
- 序盤からあれだけ先生との話を積み重ねたのに、その積み重ねはどこへ行ったのかと驚いた。**途中で方向を変えたように見える**展開に、裏切られた気分になる。
- 気持ちをはっきり伝えないまま一方的に別れを告げ、同級生に挑発されると取り戻そうとする先生。**大人なのに勝手で幼稚な振る舞い**にモヤモヤして、途中から感情移入できなくなりました。
- 物語は素敵で絵もきれいなのに、エンディングを知ってしまうと**もう一度読みたいとは思えない**。途中まで面白かったからこそ、読み終えたあともずっとモヤモヤが残っている。
- 読んでいて気になったのは、**人物の立ち位置がたびたび入れ替わる**こと。右にいたはずの人が、いつの間にか別の場所にいたりする。本編の盛り上がりどころに番外編や読み切りがはさまるのも要注意だ。
