# ベルサイユのばら

## 基本情報

- 著者: 池田理代子
- 連載: 週刊マーガレット
- ジャンル: ラブロマンス、少女漫画、歴史・時代劇
- 評価: 9.2/10
- 最終更新日: 2026年09月28日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/cb9930b5-f954-4c10-b30e-3e65ee15ee08

## あらすじ

1770年、14歳のマリー・アントワネットがフランス王家に嫁いでくる。その身を守るのは、将軍家の跡継ぎとして男として育てられた近衛士官オスカル。きらびやかな宮廷の裏で、王妃はスウェーデンの貴公子フェルゼンと許されない恋に落ち、オスカル自身も彼への片思いを胸に隠す。そばに仕える幼なじみアンドレのひたむきな想いには、まだ気づかないまま。やがて貧しい民の暮らしを知ったオスカルは近衛隊を離れ、荒くれ者ぞろいの衛兵隊へ移っていく。身分も運命もちがう4人が、それぞれの愛を貫こうとするほど、革命の足音は近づいてくる。ドレスの華やかさに見とれ、ギャグ絵に笑った数ページ後、胸をしめつける別れが待っている。バスティーユの戦火へと走り出す、男装の麗人と王妃の愛の群像劇！

## この漫画を読むのに向いている人

- **史実と作り話が溶け合う歴史ロマン**で、フランス革命の流れを物語として楽しみながら知りたい人
- 男装の女性軍人が貴族の身分を恥じ、**悩みながら人の上に立つ者へ育っていく姿**を見届けたい人
- 昔の少女漫画らしい豪華なドレスや繊細な絵柄を楽しみつつ、**身分のちがう男女の一途な愛**にもひたりたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 実在の人物が**物語のために大げさな悪役として描かれる**ことに、どうしても引っかかってしまう人
- シリアスな歴史ドラマに浸っているときは、**途中で崩した絵のギャグをはさまないでほしい**と感じる人
- **文字の多いページが続くと読み疲れてしまう**人や、恋に夢中な王妃の姿に共感しにくい人

## 良い所

- 絵柄が古いからと避けるのはもったいないです！**美しく丁寧な線と、くだけたギャグ絵の両方が読みやすい**うえ、オスカルは顔だけでなく言動まで格好よすぎます。続きが気になって仕方ありません。
- 貴族に生まれて民の暮らしを知らなかった自分を恥じ、**自分で学んで悩みながら人の上に立つ者へと成長していく**オスカルに心から敬意がわきます。衛兵隊での渡り合いも見ごたえがあります。
- アニメのシリアスさとちがい、原作は後半でも笑える場面がある。オスカルも正義と愛だけの人ではなく、**弱さも悩みも抱えた血のかよった一人の女性**だった。アンドレの一途さも、いじらしくてたまらない。
- 革命に振り回されながらも自分の人生を生き抜く4人の姿が描かれていて、**ただの恋愛物語では終わらない**んです。王妃のドレスや、オスカルが一度だけ着るドレスの豪華さにも見とれました。
- 連載が終わって何年たっても、読んだ人はみんな熱く人にすすめていた。**実在の人物と作り話の混ぜ方がうまい青春群像劇**で、主役の4人だけでなく、ロザリーやジェローデルといった脇の人物まで光っている。

## 悪い所

- アントワネットの無垢さを引き立てるために、デュ・バリー夫人やポリニャック夫人が**実際以上の悪女に仕立てられている**のが気になります。演出とはいえ、2人がちょっと気の毒です。
- 中学生のころは楽しめたコメディ調の絵も、大人になって読み返すと**シリアスな流れの中のギャグが余計に見える**。崩した絵の雑さも気になり、カラーの場面がきれいなだけに惜しい。
- オスカルもアンドレも、いま読んでも格好いいです。ただ、学生のころは胸を打たれたアントワネットの姿が、大人の目には**運命の恋に溺れる世間知らずなお姫様**に見えてしまい、ややうんざりしました。
- 最終回が知りたくて読み進めたら、**主人公だと思っていたオスカルが最終回より前に退場**してしまう。そこから先はアントワネットが主役のような流れになり、戸惑った。
- きっと面白いのだろうとは思います。ただ、**漫画で読むには文字が多すぎて**、読む気がなくなってしまいました。古い絵柄はなぜか平気でした。アニメなら見てみたいです。
