# 紅殻のパンドラ

## 基本情報

- 著者: 士郎正宗、六道神士
- 連載: ニコニコエース、コミックNewtype、ニュータイプエース
- ジャンル: バトル・アクション、SF、百合
- 評価: 7.4/10
- 最終更新日: 2026年10月07日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/ccf48a48-f596-4c7d-bbe4-74733d72bb2a

## あらすじ

サイボーグやロボットが暮らしに溶けこみ始めた近未来。事故で脳以外の全身を機械にした少女・七転福音は、遠い親類を頼って人工のリゾート島セナンクルへ向かう。道中で出会ったのは、なぞめいた女性科学者ウザルと、猫耳の戦闘用アンドロイド・クラリオン。島に着いたとたん、テロと巨大兵器の暴走に巻きこまれた福音は、禁断の拡張機能《パンドーラ・デバイス》を起動する。クラリオンと深くつながることで、一時的に超人並みの戦闘能力を引き出せるのだ。島の地下には巨大な採掘兵器が眠り、秘密結社の巨大な陰謀が二人の行く手を阻む。ゆるい笑いと崩し絵のなかに、光学迷彩や義体の設定がぎっしり詰まっている。「世界平和」をまっすぐ願う少女と、毒舌な猫耳アンドロイドがタッグを組むSFアクション！

## この漫画を読むのに向いている人

- 義体やアンドロイドが活躍する近未来ものが好きで、**本格SFの設定をゆるいコメディ調で味わいたい**人
- **変身ヒロインものの高揚感**と、軍団を率いて巨大兵器に挑むような迫力あるバトルの両方を楽しみたい人
- **女の子同士の百合っぽい関係**を楽しみつつ、難しそうなSF作品の世界に気軽にふれてみたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- **長く続くクライマックスの戦い**に途中で冷めてしまいがちで、テンポよく話が進んでほしい人
- **命がけの緊迫感やシリアスさ**を求め、デフォルメやギャグの多い軽い描写だと入りこめない人
- **萌え要素の強い絵柄や軽いノリ**になじめず、硬派で重々しいサイボーグSFを期待して読みたい人

## 良い所

- アプリを起動すると、いきなり変身バンクが始まります。光学迷彩まで魔法少女ふうに進化していて、**攻殻のお約束をくずすセルフパロディ**になっているんです。この「コレジャナイ攻殻」感が楽しくてたまりません。
- 設定はしっかりSFなのに、崩し絵が多くて**やたらと明るいゆるめのSF**。スキルデータを読みこんで戦う姿は変身モノっぽく、そのデータの取りこみ方が無駄にエロいのには笑った。百合要素まであるのもうれしい。
- 島の地下に眠っていた巨大な採掘兵器が暴走を始め、それを封じるためにクラリオンが戦闘メカ軍団を率いて米帝と戦います。**相棒の猫耳アンドロイドが軍団の先頭に立つ**姿がかっこよかったです。
- **士郎正宗作品の世界がひととおりわかる**ので、知識が浅めのファンにもありがたいシリーズでした。終盤には、あのキャラたちのゲスト出演まであって大喜び。めちゃくちゃ楽しかったです！
- 最終巻で士郎正宗ワールドがしっかりつながる。ここまでも大概すごい話になっていたけれど、主人公たちはやっぱりすごかったんだなぁ、と思わされる。**また最初から読みたくなる終わり方**だ。

## 悪い所

- 途中まではとても楽しく読めていたのに、終盤の**ラストバトルが長すぎて失速**した印象です。物語は盛り上がっていくのに、読み手のほうは冷めていくんです。合間に入る原案者のメモがオアシスになっています。
- 絵はうまいのに、デフォルメ画をちょっと多用しすぎかな。そのせいで**シリアスな設定でもどこか真剣味が感じられない**。コメディ風味がこの作者のスタイルなので、結局は好み次第だろう。
- アクションは多いのに、誰かが死ぬかもしれないという緊迫感があまりありません。登場人物はみんな機械の体なので、**壊れても直せると思うと緊張感が薄れてしまう**のでしょう。
- 攻殻機動隊より前の時代を描いた話で、全身義体の少女とアンドロイドが百合的にふれあう物語といえる。ただ、**萌え要素の強い作風**が最近は苦手で、どうにも読み進められなかった。
- 攻殻機動隊が好きなので、無料で読めた序盤を試してみました。今どきの萌え絵柄なのはいいとして、**作品全体のノリにはどうしてもついていけません**でした。
