# 尾守つみきと奇日常。

## 基本情報

- 著者: 森下みゆ
- 連載: 週刊少年サンデー
- ジャンル: ファンタジー、少年漫画、ラブコメディ
- 評価: 8.5/10
- 最終更新日: 2026年06月13日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/d1e82e10-ba28-4dbc-9154-c55dfc877bcf

## あらすじ

多様性が認められはじめた現代。かつて伝説とされた「人ならざる存在」、幻人たちが人間と肩を並べて暮らす世界。舞台は幻人が最も多く通う私立景希高等学校。人の目ばかり気にして自分の気持ちがわからなくなった少年・真層友孝は、入学早々、モフモフの耳と尻尾を持つ天真爛漫なウェアウルフの少女・尾守つみきと出会う。怪力で不器用だが嘘のないつみきと過ごすうち、友孝は少しずつ本当の気持ちを取り戻していく。やがて友情に恵まれなかった吸血鬼の千賀守貴、髪が蛇のメデューサ蛇園さん、透明人間の気筒くん、完璧主義なサキュバス夢中杏恋など、悩みを抱えた幻人の仲間も集まってくる。種族の壁を越えてぶつかりながらも、それぞれの居場所を見つけていく青春ラブコメ！

## 良い所

- 登場人物に本当にいい奴しかいない。主人公もヒロインも可愛くてかっこよくて、読みながらニマニマしてしまう。今の時代らしいキラキラした青春で、ほっこり心が温まる。
- **多様性をまっすぐ題材にした**作品。配慮がかえって不利益になる現実の問題を描きつつ、ちゃんと面白い。つみきはまっすぐで良い子だし、友孝の底知れない優しさも好きだ。
- 蛇園さんも千賀くんも不器用なだけで根は良い子。その些細な優しさに気づける真層くんが素敵だ。**尾守さんの相手を否定しない励まし方**が好きで、二人の距離感がもう堪らない。
- ウェアウルフの耳と尻尾も可愛いけど、性格や仕草や表情が可愛い女の子を久しぶりに見た。あざとくなく素で良い子。クラスメイトも皆いいキャラで、学園モノと幻人設定がいい塩梅で混ざってる。
- **絵が好みで試し読みして速攻まとめ買い**した。絵だけじゃなく話の内容もドストライク。次の巻が待ち遠しいし、大好きと言える作品に出会えて幸せです。

## 悪い所

- 新キャラが出る、うじうじ悩む、つみきと友孝で解決、**といういつもの流れ**でもんにょりしてしまう。恋愛はちまちま進んではいるけど、最近はちょっと牛歩になってきた気がする。
- つみきと友孝が**生徒会みたいな他人の都合**に付き合う話が最近多くて、正直不満だった。そういうのより、二人の関係そのものをもっと見たかったんだよな。
- **つみき以外のキャラ**はどうも微妙というか、エピソードがいまひとつ刺さらなかった。せっかく良い設定なのに、ちょっともったいないなと感じてしまった。
- 作中でも一年が経つので、**そろそろ踏み込んだ一歩が欲しい**と思ってしまう。せっかちに結果を求めるのは自分の悪い癖だと、わかってはいるんだけどね。
- ここまで読んでくると、**ヒロインのつみきが実質主人公で友孝が脇役**くらいの扱いに感じてしまう。友孝視点の物語なのだから、もう少し主人公として立ててほしかった。
