# イマジン

## 基本情報

- 著者: 槇村さとる
- 連載: コーラス
- ジャンル: 恋愛、少女漫画、ヒューマンドラマ
- 評価: 8.4/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年10月10日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/d49d026e-7936-427a-921e-5b8259d9fcb5

## あらすじ

外ではクールに仕事をこなし、家に帰ると娘に甘えきる母・美津子。その母の世話を焼き、家事を一手に引き受けてきた娘・有羽。正反対の母娘ふたり暮らしに、それぞれの恋が舞い込みます。自分に自信が持てずにいた有羽は、職場の同僚・田中に惹かれ、思いきって気持ちを伝えることに。一方の美津子は、テレビ局ディレクターの本能寺とは割りきった駆け引きの恋だと決めこんでいたはずが、いつしか自分の人生の一部として考えはじめます。思うようにいかない恋の中で、娘は自分の足で立つことを覚え、母は生き方を見つめ直していく。不完全でも自分の力で立とうとする母と娘の、恋と自立の物語！

## この漫画を読むのに向いている人

- 正反対の母と娘が、それぞれの恋を経て**自分の足で立つまでの成長物語**を読みたい人
- 仕事や恋に悩みながら、**女性としてどう生きるか**を考えるヒントを探している20代から40代の人
- 今どきの展開が早い恋愛ものより、**ゆっくり気持ちが育っていく恋**をじっくり味わいたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 恋に奔放な母親に共感しづらく、**子育てより自分を優先する親の姿**に強い抵抗を感じる人
- 挫折から立ち直る爽快な話を期待していて、**暗さやモヤモヤを残す大人の恋愛**は苦手な人
- 恋愛漫画の相手役には、**誰が読んでもひと目で惹かれるヒーロー像**を求め、そこが揺らぐと楽しめない人

## 良い所

- 派手で肉食系の母と地味で清純な娘、正反対の親子それぞれの恋を描きながら、**本気の恋が人を変えていく過程**がじっくり追える。好きから恋、恋から愛へ移る流れに、笑いやドタバタも混ざるのがいい。
- 若い頃は娘の目線で恋を応援していたのに、年を重ねて読み返すと母の美津子にばかり目がいく。**読む年齢で見え方が変わる**作品で、昔はモヤモヤした結末も、いまは違った視点で受け止められる。
- 外ではクールで美人なのに、家に帰ると娘に甘えてにゃんにゃん言うお母さんがいい味を出しています。それを甲斐甲斐しく世話するしっかり者の娘とのやりとりは、**明るく痛快でおもしろ可愛い母娘関係**ですね。
- 親子どちらも自分を持っていて、それでいて相手に押しつけない。人生と真正面から向き合う二人を見ていると、**読み終えたあと背筋が伸びる**。こんな大人の女になりたいと、元気をもらえた。
- 親子の恋愛ものかと思えば、男の側の気持ちや女たちの生き方もさまざまに描かれ、しかもそれが変わっていく。途中つらい場面もあるけれど、**最後は「良かったね」と思える結末**なのがうれしいところ。

## 悪い所

- 娘を育てる立場で読み返すと、母親の生き方にまったく共感できない。家事は娘に任せきりで、外ではできる女を気取って恋に夢中。**自分中心に生きる母親**には違和感しか残らなかった。
- 娘の達観した態度も、どうにも好ましく思えません。**若いのにまるで年寄りのような落ち着き**にはどこか気味の悪さもあり、良い子だと褒める声には乗れませんでした。
- 割りきった恋を楽しむ素敵な女性だと思っていた母が、「あの男を落とす」と意気込むあたりで引っかかる。相手もそこまでの男に見えないし、**付き合ってきた男の程度が透けるセリフ**もあって、モヤモヤしてくる。
- 挫折から立ち直る話を期待して読むと、**ドロドロと暗いまま終わる大人の恋愛**で、あまり納得できなかった。相手役の男性も好きになれず、不器用に見えて実は器用な立ち回りに魅力を感じない。
- 娘の恋の相手が最後に幼なじみを選ぶ展開が許せず、**消化不良なモヤモヤが残る結末**でした。母が自分の生き方だけでなく、娘の育て方にもっと悩む姿を見たかった気もします。
