# さよなら絶望先生

## 基本情報

- 著者: 久米田康治
- 連載: 週刊少年マガジン
- ジャンル: ギャグ、風刺、ブラックユーモア、学園
- 評価: 8.6/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年08月07日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/d7ad12a7-9adc-47ef-ae3d-d6f45b1b865b

## あらすじ

桜の下、胸をふくらませて登校していた少女が出くわしたのは、木に縄をかけて首をくくろうとする男。名を糸色望といい、横に書けば「絶望」と読めてしまうこの人が、なんと彼女の新しい担任だった。ささいなことですぐ「絶望した！」と叫ぶ教師と、どんな出来事も無理やり明るく言い換える少女。教室にそろうのは引きこもりやストーカー、几帳面すぎる子など、癖の強い顔ぶればかり。世の中の出来事や身近なあるあるをネタにした一話完結の笑いが、毒を含んだまま何年も続く。ところが終わりが近づくと、ばらまかれていた小さな違和感が一本の線につながり、教室の景色ごとひっくり返る。笑ってきた時間まで巻き込んで足元を崩す、伝説の大どんでん返し！

## この漫画を読むのに向いている人

- 世の中の出来事を**ひねくれた角度で笑い飛ばす**話が好きで、毒のある冗談も笑って受け流せる人
- 一話完結のゆるい笑いを追いかけた先で、**張られた伏線が一気につながる**驚きを味わいたい人
- 癖の強い登場人物がそろった教室で、**古い時代の匂いがする学園ギャグ**をのんびり眺めたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- テンポよく笑わせてくれる王道のギャグを求めていて、**遠回しな皮肉や小ネタ**が苦手な人
- 下ネタや**社会をにらんだきつい冗談**が続くと疲れてしまい、軽い気持ちで読める話を選びたい人
- 最後まで明るく笑って読み終えたい気持ちが強く、**重さと不気味さの残る幕引き**が苦手な人

## 良い所

- 明治や大正の匂いがする画づくりが好きで、先生のお決まりの台詞にも毎回にやついていた。一話ずつ**ゆっくり読むとなるほどと膝を打つ**箇所があって、私の中ではずっと特別な一本だ。
- とにかく毒だらけのぐちぐちコメディで、私は先生の**後ろ向きっぷりが癖になって**しまいました。癖の強い女の子がどんどん出てくるので、読んでいて画面がにぎやかです。
- **風刺のネタの切れ味**がよくて、私は何度も吹き出しました。今になって読み返すと当時の空気がよみがえって懐かしく、かわいい女の子が多いのもうれしいところです。
- 読み返してみると、キャラも話の運びもきちんと組まれているのがわかる。**あちこちに置かれた小さな伏線**が終盤で一気に効いてきて、練りに練って描かれていたのだと私は思い知った。
- 小ネタの量がすごくて私はずっとツボっていたのに、終わりまで読むと**全部作者の手のひらの上**だったと気づかされる。背筋がすっと冷えるあの感じは今も忘れられない。

## 悪い所

- 前作のテンポのいいシュールな笑いを期待して読むと、たぶん肩透かしをくらう。爆笑よりも**ふっと息が漏れる程度の笑い**が多く、私にはやや物足りなかった。
- 時事ネタが土台になっているぶん、今読むと**元ネタが古びていて置いていかれる**。当時の空気を知らない私には、笑いどころの飲み込めない話がいくつもある。
- 下ネタの量が多くて、初めて読んだ私はぎょっとしました。**生徒の夢や進路をばっさり否定する**先生でもあり、こんな人が担任なら生徒がかわいそうに見えてきます。
- ずっと軽い気持ちで笑って読んでいたのに、終わりの方で**血の匂いが漂う側へ急に振れる**場面が来て戸惑う。落差が大きく、私はあの後味の悪さを素直に受け止められない。
- 最後に足された一編が想像よりきつく、**明るく見せかけて救いのない結末**に私は心をえぐられました。軽いギャグとして読んでいた身にはずいぶん重い幕引きです。
