# 物語の中の人

## 基本情報

- 著者: 黒百合姫、田中二十三
- 連載: アルファポリス
- ジャンル: 学園ファンタジー、異世界・ファンタジー
- 評価: 7.8/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年10月27日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/d8e46123-1728-4b9f-aafb-1df034394e01

## あらすじ

森の奥の塔にこもり、200年ものあいだ本と魔法の研究に明け暮れてきた不老の大魔法使い・リヒード。久しぶりに外へ出てみると、自分が魔導書を買い集めすぎたせいで、世の中の魔法はすっかり様変わりしていた。新しい魔法を学ぶため、彼は子どもの姿に化けて魔法学校へもぐり込む。立ち上げた「魔法研究会」には、魔王の娘や竜人族の姫など、わけありの仲間が次々と集まってくる。部室を規格外の魔法で作り変え、仲間が抱えるお家騒動や誘拐事件にも、底抜けに明るい魔法バカぶりで首を突っ込んでいく。子どものような好奇心の奥に、ときおりのぞく長い時を生きた者の寂しさとやさしさ。にぎやかな部活の日々の先に待つ、仲間それぞれの旅立ち！

## この漫画を読むのに向いている人

- 男女入りまじった**ほのぼの部活のわちゃわちゃ**を、健全な異世界ファンタジーで味わいたい人
- 子どものような好奇心の裏に、**長い時を生きた者の哀愁とやさしさ**がのぞく主人公に惹かれる人
- 重たい展開よりも、**明るく前向きな作風に癒される**物語を、疲れた日にのんびり読みたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 魔物を倒していく**迫力ある戦闘や躍動感のある作画**を、ファンタジー漫画にいちばん求める人
- 仲間の問題をひとつずつ片づける形より、**一本の太い本筋が最後まで貫かれた**物語を追いたい人
- 規格外の主人公が強すぎて**周りとの力の差が大きい展開**になると、物語に入り込みにくい人

## 良い所

- 男女関係なく**ワチャワチャする部活動**が楽しく、ストーリーもノンビリほのぼの系。ときどき甘酸っぱいラブもあって、今どき珍しい健全な異世界ものとして最後まで飽きずに読めた。
- 俺つえー系かと思ったら、ちゃんと中身があります。魔法には子どものように貪欲なのに、ふとした瞬間に**哀愁のある表情や父親のような温かいやさしさ**を見せる主人公に惹かれました。
- 好奇心いっぱいで天衣無縫なのに、**謙虚に教えを乞う主人公**がなんだか可愛い。令嬢も誠実で品があり、安心して読める。最初のお話の終わりは童話のようで、絵としても映えていた。
- 長い時を生きた魔法使いが、飽くなき探究心で学校に入り破天荒な学生生活を送る話。**常識外れの能力と各種族の王たちとの交友関係**が物語の中でうまく活きていて、主人公の人柄にとにかく好感が持てる。
- 魔法学園に入ってからが本番です。**健全で明るい作風**に癒されるのは、友達の大切さや努力は実るという希望が根っこにあるからだと思います。子どもの頃に読んでいたら、明るく生きられそうな気がします。

## 悪い所

- 現代魔法に興味があって入学したはずなのに、真面目に研究する場面は少なめ。**コネの強さやチート性能を見せつけてばかり**に見えて、何をしに来たのか、どこが終着点なのかが見えなかった。
- 止まった絵はかなりキレイなのに、**動きのある場面に躍動感がない**のが惜しいです。主人公のノリも軽く、わちゃわちゃした学園ものに寄りがちで、ほかの異世界ものと比べると重厚感や深みは物足りません。
- 魔物を倒しまくる冒険活劇ではなく、主人公が周りの人をポジティブに変えていく話。慕う女性も多いのにラブコメには転ばず、**何を描こうとしているのかがつかみにくい**。
- 男友達や男同士の友情が少ないせいか、全体に幼い印象です。規格外の能力も周りとの差が大きすぎて、**強さが浮いて一人相撲に見える**ところがどうしても気になりました。
- 戦闘ものが好きな人にはかなり物足りないはず。問題がスムーズに片づくのは爽快でも、**登場人物の多さに対して話が少なく**、急に完結してしまったのが残念でならない。
