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ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風

ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風

著者: 荒木飛呂彦

連載: 週刊少年ジャンプ

ジャンル: ファンタジーバトルアクション冒険ギャング

評価: 9.2/10

あらすじ

『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風』は、イタリアを舞台に、ギャング組織パッショーネの一員となったジョルノ・ジョバァーナが、腐敗した組織の頂点を目指し、仲間と共にボスの正体と陰謀に迫る物語。スタンド能力を駆使した戦闘、ギャングとしての任務、仲間との絆、そしてボスとの死闘が複雑に絡み合い、シリーズ屈指の緊張感と美学が展開される。スタンド能力の高度化、心理戦の深化、ドラマ性の強化が特徴で、“正義のギャングスター”を目指すジョルノの信念が物語の軸となる。

良い所

  • ジョルノとブチャラティの関係性が非常に強く描かれていて、信頼と覚悟が物語の推進力になっていた。二人の思想の違いと共通点が魅力的だった。
  • スタンド能力がさらに複雑化し、戦闘が単なる力比べではなく高度な心理戦になっていて読み応えがあった。特にキング・クリムゾン戦は緊張感が高かった。
  • ブチャラティチームのキャラが全員魅力的で、過去や信念が丁寧に描かれているため、戦いの重みが強く感じられた。
  • イタリア各地を巡るロードムービー形式が作品に独特の雰囲気を与えていて、街並みや文化が戦闘と自然に結びついていた。
  • 物語全体に“美しさ”があり、ポージングや構図、セリフ回しなど荒木作品らしい芸術性が際立っていた。

悪い所

  • スタンド能力が複雑すぎる場面があり、特にキング・クリムゾンの能力説明は初見では理解しづらかった。
  • 中盤以降はシリアスな展開が続き、キャラクターの退場が多いため、読んでいて精神的に重く感じる部分があった。
  • ジョルノの内面描写が少なく、主人公としての感情が見えにくい場面があり、他キャラに比べて印象が薄く感じることがあった。
  • 戦闘が連続する巻ではテンポが単調に感じられ、移動と戦闘の繰り返しにやや疲れを覚える部分があった。
  • ボスの正体や目的が後半まで明かされないため、序盤は物語の方向性が掴みにくい印象があった。

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