# Ｑ．Ｅ．Ｄ．―証明終了―

## 基本情報

- 著者: 加藤元浩
- 連載: マガジンGREAT、マガジンイーノ、月刊少年マガジン+
- ジャンル: ミステリー、推理、学園
- 評価: 8.5/10
- 最終更新日: 2026年07月22日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/de9cc487-ec18-4fa9-b830-e43d5ad9d082

## あらすじ

14歳でアメリカの名門大学を首席で卒業した天才少年が、普通の高校生活にあこがれて日本の高校へ編入する。目立たないように過ごすつもりが、明るくて行動力のある女子高生に引っ張られ、密室殺人の現場へ足を踏み入れることになる。友人や刑事たちも巻き込みながら、事件は身近な謎から、数学や経済、歴史の知識がからむ難事件、海外を舞台にした駆け引きまで広がっていく。飛躍のない筋道だった推理で、二人は犯人の仕掛けを一つずつほどいていく。派手さより納得感、そして事件の裏にある人の弱さや哀しみまですくい取る。真相を見抜いた瞬間に記される、証明終了の四文字！

## この漫画を読むのに向いている人

- 無理な飛躍のない筋道だった推理をじっくり追いかけて、**理屈だけで解ける本格の謎解き**を存分に味わいたい人
- 数学や経済、歴史の**知識がからむ知的な事件**を楽しみながら、雑学まで一緒に学んでいきたい人
- 一話完結でテンポよく進む物語を楽しみつつ、**謎解きの先に残る人の情**にもそっとふれたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 難しい数式や専門用語の解説が続くと話の流れが止まり、**理屈っぽい説明の重さ**が苦手な人
- 迫力のある劇画調の作画や派手なアクションを求めていて、**シンプルで淡白な絵柄**が物足りない人
- 全巻そろえる巻数の多さに気後れしてしまい、**腰を据えて長い物語に付き合う**のがしんどい人

## 良い所

- トリックや動機にちゃんと納得できて、読んでいて置いてけぼりにならない。理系の雑学まで自然に学べるから、一話読むたびに頭が少し賢くなった気がする。**筋道が最後までぶれない推理**にすっかり引き込まれた。
- 合理的に解けるのに、解いたあとで犯人への思いやりがふっとにじむ話がある。冷たいだけの謎解きじゃなくて、**理屈の先に残る人の温度**にほろっとさせられた。何度読んでも飽きがこない。
- クールで頭の切れる主人公と、体を張って動く相棒のかけ合いが心地いい。ミステリーの枠を超えたドラマがあって、二人の不器用な信頼関係にまで引き込まれた。**掛け合いの絶妙なバランス**が読後もずっと残った。
- 科学とミステリーが溶け合った展開に引き込まれます。発展途上の国での大きな駆け引きや、人工の生命が暴走する話には緊張が走ります。**技術の進歩とその危うさ**まで踏み込む深さに、読みごたえを感じました。
- 名探偵コナンや金田一に比べると知名度は落ちるけれど、ミステリーとしての完成度はむしろ上かもしれない。**一話完結のテンポの良さ**でどこから読んでも楽しめて、勢いで全巻そろえたくなった。

## 悪い所

- 本格ミステリーとしては面白いのに、数学や経済の解説ページが多くて話の流れが止まる。難しい数式や理論が出てくると頭に入ってこなくて、**専門知識の説明の重さ**に何度かつまずいた。
- 全部で50巻を超えるうえに続編や姉妹作まであって、新規で全巻そろえるのはさすがにきつい。どこから手をつければいいのか迷ってしまって、**膨大な巻数の入りにくさ**に腰が引けた。
- デッサンが簡略化されていて、記号みたいな絵柄なのが少し物足りない。迫力のある劇画調や派手なアクションを期待して開くと、**作画の地味さ**に肩透かしを食らった気分になった。
- 掲載する雑誌が休刊や合併で何度も変わってきた歴史があって、どこから読めばいいのか分かりにくい。渡り鳥みたいに移ってきた分、**追いかける側の苦労**が正直しんどかった。
- 長い連載だからか、話によってトリックや動機が弱く感じることがある。経済がからむ回はさっぱりで置いていかれた。**エピソードごとの当たり外れ**が気になって、少し中だるみを感じた。
