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ジョジョの奇妙な冒険 第1部 ファントムブラッド の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ジョジョの奇妙な冒険 第1部 ファントムブラッド
著者: 荒木飛呂彦
連載: 週刊少年ジャンプ
評価: 8.9/10
あらすじ
『ジョジョの奇妙な冒険 第1部 ファントムブラッド』は、19世紀イギリスを舞台に、名門ジョースター家の若き紳士ジョナサン・ジョースターと、彼の家に引き取られた野心家ディオ・ブランドーの因縁を軸に展開するバトルファンタジー。石仮面がもたらす“吸血鬼”の力を得たディオに対し、ジョナサンは波紋法を学び、仲間と共に人間を超越した脅威へ立ち向かう。宿命の対決、血族の物語、そして“人間讃歌”をテーマに、シリーズの原点となる世界観と戦闘スタイルが確立される作品。
良い所
- ジョナサンとディオの関係性が最初から最後まで強烈で、物語の軸として非常に分かりやすく引き込まれた。善と悪の対比が明確で読みやすい。
- 石仮面の設定や吸血鬼化の描写が独特で、ホラー要素とバトル要素がうまく融合していた。初期作とは思えない世界観の完成度を感じた。
- 波紋の戦闘描写が新鮮で、呼吸法を使った技の理屈がしっかり説明されているため、戦いに説得力があった。
- ツェペリやスピードワゴンなど、脇役のキャラが強烈で印象に残る。短い登場でも物語に深みを与えていた。
- 全体的にテンポが良く、5巻という短さの中に成長・友情・宿命が凝縮されていて読み応えがあった。
悪い所
- 絵柄が現在のジョジョと比べると古く、キャラの動きや表情に硬さを感じる場面があった。
- ディオの悪役描写が極端で、やや記号的に感じる部分があり、もう少し内面の掘り下げが欲しかった。
- 波紋の説明が繰り返される回があり、テンポが落ちると感じる箇所があった。
- 序盤のジョナサンとディオの少年時代が長く、バトル展開に入るまで時間がかかる印象だった。
- 吸血鬼との戦闘が続く後半は展開が似通っており、戦いのバリエーションが少なく感じた。
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