# てんむす

## 基本情報

- 著者: 稲山覚也
- 連載: 週刊少年チャンピオン
- ジャンル: 少年漫画、部活、グルメ・料理、学園
- 評価: 7.2/10
- 最終更新日: 2026年07月26日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/e001db59-16b0-47d5-92c2-3a465749a373

## あらすじ

食べることが大好きな少女が、高校に入るのを機に大食いをやめようと決めた。女の子らしく生きたかったから。ところが幼なじみの店で試食していたところを先輩に見つかり、隠していた才能をあっさり見抜かれてしまう。誘われたのは、女子高生が食の頂点をかけて競い合う部活だった。断るつもりだった彼女も、仲間と競いながら食べる楽しさを思い出していく。ただ詰め込むだけでは勝てない。噛む速さも温度の扱いも力の配り方も、ぜんぶ技として磨かれていく。そうして挑む強豪校には、勝つために何かを捨ててきた少女たちが待っている。折れても立ち上がる、熱すぎるフードバトル！

## この漫画を読むのに向いている人

- 勝った側だけでなく、**負けた側にもきちんと物語がある**スポーツ漫画をじっくり読みたい人
- 食べ方の技や体力づくりまで、**競技として作り込まれた大食い**の世界をのぞいてみたい人
- 元気いっぱいに食べる姿を眺めているだけで、**気持ちが明るくなる漫画**をずっと探している人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 読んでいるあいだずっと、食べ物を大量に消費する設定に**抵抗を感じてしまう**タイプの人
- 作り方やレシピがしっかり参考になる**実用寄りのグルメ漫画**を期待して手に取ろうとする人
- 物語の締めくくりに時間をたっぷりかけた、**ていねいに畳まれた結末**をじっくり味わいたい人

## 良い所

- 好きなことを心から楽しむ場面がとにかく良い。手足がピンと伸びた**躍動感のある食べっぷり**の描き方がうまくて、読んでいるこっちまで幸せな気分になる。
- 勝つために何かを捨ててでも挑んでくる相手が出てくると、どちらにも負けてほしくなくなります。**負ける側にもきちんと物語がある**ので、対戦のたびに胸を打たれました。
- 量を詰め込むだけの話ではなく、体力も技もいる競技としてきちんと描かれている。実際の大食い番組が取材に協力しているだけあって、**競技としての裏付け**に納得しながら読める。
- 女の子たちがみんな可愛くて、話す**方言のやわらかさ**にほっとします。絵柄は最初ちょっと暑苦しいかと思いましたが、読み進めるうちに気にならなくなりました。
- 気持ちだけでは勝てない厳しさをきちんと描いてくるから、才能任せだった主人公が**へし折られてから立ち上がる**流れに説得力がある。立派なスポ根だと思う。

## 悪い所

- 昔は楽しく読めたのに、今読むと**食べ物を大量に消費する世界観**がどうにも引っかかる。時代の空気が変わったせいだとわかっていても、素直に楽しめない自分がいる。
- 団体戦の比重が大きいせいか、主人公の見せ場がどうにも薄く感じます。大食いを扱う漫画なのに**食べ物が美味しそうに見えない**ところも、読みながらずっと引っかかります。
- 断食で調整したり、あれだけ言われた食べ方の基本をあっさり忘れたり、**キャラの詰めの甘さ**にいちいち腹が立つ。応援したいのに頭を抱えることが多い。
- 終盤の盛り上がりがすごかっただけに、決着のつき方があまりにあっさりしている。落丁を疑ったほどで、**打ち切りのような駆け足の幕引き**だけはどう考えてももったいない。
- 苦しい表情になると急に顔が濃くなるので、そのギャップに驚きます。**初期の構図や人物の描き方**があやしいコマもちらほらあり、慣れるまで少し時間がかかりました。
